脱スマホ日記(27日目)Punkt.MP02 New Generationを試した。スマホじゃないほうがしっくりくる

NichePhone S+に慣れてしまったせいか、Rakuten Handですら、重量感や物理キーがないことに対し違和感を感じてしまい、再びフィーチャーフォンを探してしまった管理人です。

NichePhone S+よりも高価でおしゃれな雰囲気に惹かれ、Punkt.(プンクト)MP02 New Generationを購入しました。

価格は、44,880円(税込)ですが、楽天市場の出品者で2,000円クーポンを利用することができ、42,880円で購入しました。

商品はこちらの商品です。

購入時の同梱物、外観などをチェック

早速開封してみました。本体、SIMピン、ケーブル類、ドキュメント類といったシンプルな構成です。

充電端子はType-Cです。イヤフォンジャックがなく、Type-C、3.5mmの変換アダプターを利用して、イヤフォンやヘッドセットを利用します。ケーブル類が煩わしい場合は、本機はBluetoothにも対応しているため、Bluetoothヘッドセットなどの利用もスタイリッシュだと思います。

背面は独特な印象です。どことなく固定電話のような印象も受けます。スピーカーが背面に配置されています。マット仕上げかつフラットになっているので、ノートや本の上や机の上などにおいても、スマホのように滑り出すことはありません。また、本体重量も100gのため、おもりの代わりにもなります。これがNichePhone S+はかなり軽量で52gでしたので、おもりとしては少々頼りなかったという印象です。

SIMスロットです。SIMピンが必要になります。最近のスマホは、長いSIMピンでなければSIMの抜き差しがしにくいものが増えましたが、本機は、iPhoneなどで使用されている割と短めのSIMピンでも取り出しができるので、便利です。SIMの載せ方も最近のスマホに似ており、SIMの金属面を上にして差し込むタイプです。入れ間違えて壊さないようにご注意ください。

上部には電源ボタンがあります。iPhone 5/5s/SE(第一世代)を思い出す配置ですね。使ってみた印象ですが、画面を表示させるためにスリープ解除しますが、電源ボタンからしかスリープ解除ができず、意外と不便だなと思いました。物理キーの発信ボタンや確定ボタンで復帰できれば便利なのに~、と。この点は、NichePhone S+の方が良かったと感じています。

Type-CケーブルとType-Cイヤフォン変換ケーブルです。New Generationではない、2019年のPunkt.MP02には、Type-Cイヤフォンが付属していたみたいです。環境のことも考え、ケーブルはそろそろ 付属無しでもいいかなと思います。最終的にゴミになるため心が痛みます。

起動時のロゴです。終話キーのそばにあるPunkt.のロゴが主張しすぎている印象です。電源ボタン長押しが足りないと、途中で起動しないという変わった感じです。待ち受け画面が表示されなかった場合は、電源ボタンの長押しを強めにして、起動を試してみてください。

ユーザーインターフェースはテキスト

今どき逆に珍しい、テキストベースのユーザーインターフェースです。

まずは言語選択から始めます。日本語も選択できます。日本人なのでひとまず日本語を選択します。上下キーと決定”・”ボタンで移動、選択します。

まずは接続の設定で、モバイルデータのAPNを設定します。ドコモ系はプリセットが多く、IIJ、OCN、日本通信、mopera、spmodeがプリセットされていました。

メニューには、BluetoothやWi-Fi、テザリングがあり、それぞれ設定可能です。Wi-Fiの対応状況は2.4GHzとなっています。届いたときのソフトウェア(ファームウェア)は古いので、Wi-Fiに接続し、アップデートすることをおすすめします。

いろいろ設定してやっと待受けにたどり着きました。電波強度のピクトなども表示されておらず、すごくシンプルです。圏外の時だけ、時計の下に表示される仕組みになっています。

ひとまず、到着したら2回のアップデートがあります。設定→情報→ソフトウェアからアップデートの確認をしてみてください。

AndroidベースのOSだけあり、アップデート時の画面はお馴染みの画面です。

格安SIMでテザリングを利用する場合の注意

IIJのSIMで試したのですが、デフォルトのAPN設定ではテザリング利用時にインターネットなしの表示がされ、使えませんでした。この場合、APNタイプの最後に「,dun」を追加してください。

これを追加し保存することで、テザリング子機側で、インターネットを利用することができるようになります。

操作性の印象

NichePhone S+より、本機Punkt.MP02の方ができが良いと感じます。日本語の文字変換やメニュー構成、電卓やタイマーなど、NichePhone S+に無かったものがあって便利だと感じています。また、余計な音楽プレーヤーが入っていない点なども評価できます。この手のデバイスで音楽を聞きたいユーザーは少ないのでは?と思います。

またバッテリー持ちも今のところPunkt.MP02の方がいいといった印象です。

NichePhone S+のアタッチメントが不要で、そのままType-Cで充電できる点も便利だと感じます。

試してみたSIM

ドコモ系とソフトバンク系は、動作保証されているため、敢えてau系とRakuten UN-LIMITを試してみました。

au系での動作

BIGLOBEモバイルのタイプAで試してみました。画面表示上圏外となっていました。しかし、着信は可能でした。発信は不可でした。Amazonのユーザーのレビュー通りの動作でした。発信ができない以上、au系のSIMは使えないという結論です。

Rakuten UN-LIMITでの動作

Rakuten HandでeSIMで使っていたので、物理SIMの発行を依頼し、Rakuten UN-LIMITのSIMを入手しました。そのうえで、SIMをセットし、試してみたところ、こちらは、圏外表示で発信も着信も不可でした。Rakuten UN-LIMITのSIMは使えないという結論です。Band 3対応しているからという理由で使ってみようというユーザーは、使えませんので注意してください。

 脱スマホ27日目

スマホをやめてから、過去に壊してしまったものの修理と掃除、お菓子作りに勤しんでいます。

先週のリビングのシャッターに続いて、今週は新築時代に壊してしまった自室のクローゼットを修理しました。長い間左側の扉が外れたまま傾けておいていたのですが、さすがに・・・と思いなおしました。扉の上のレールにかかる突起の部品が外れており、周辺の木材もバキバキになっており、これはもう無理なのかなと思って14年近く放置していました。

ホームセンターに行ってボンドを購入し、突起の部品を再度扉に組み付けて、なんとか元通りに直せました。

今日は玄関の掃除や外構周りの掃除をし、16年目の我が家をいたわりました。

母が以前から食べたがっていたローストビーフを作りました。母は2021年5月にコロナに罹り死にかけましたが(私も同時期に罹っています)、ローストビーフで復活した思い出のメニューです。

さて、今回はPunkt.MP02 New Generationと脱スマホ後の近況を紹介しました。Punkt.MP02 New Generationは楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)、au系回線では使えませんので、ご注意ください。

これから、楽天から再度回線を乗り換え、ひとまず2年はPunkt.MP02 New Generationに縛って使い続けていきたいと思います。

また更新しますので、引き続きご覧ください!

ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。