YmobileのLibero 5G IIIに楽天回線を追加して利用してみた

皆さんはLibero 5G III(A202ZT)という機種をご存じでしょうか?

ソフトバンク系のYmobileが販売するAndroidスマートフォンで、次のような特徴があります。

  • CPU: MediaTek Dimensity 700 5Gオクタコア2.2GHz
  • OS: Android 12
  • メモリ: 4GB RAM/ 64GB ROM
  • ディスプレイ: 約6.67インチ 有機EL(フルHD+解像度)
  • カメラ: (リア)1300万画素+200万画素+200万画素 / (フロント)800万画素
  • SIM: nano / eSIM
  • 対応周波数: 5G n3/n28/n77, LTE Band 1/2/3/4/8/41/42, 3G Band 1/2/4/8
  • 防水防塵: IP57
  • おサイフケータイ: 対応

対応周波数はソフトバンク系には強いですが、ドコモ系やau(KDDI)系のプラチナバンドには対応していません。
有機ELディスプレイを搭載しながらも、マルチキャリアという点では若干残念な機種です。

しかし、プラチナバンドを除けば、ドコモ系やau系、楽天モバイルも利用できるというなかなかコスパの良いスマホです。

しかもYmobileで新規契約、シンプルM/Lなら1円で購入できる機種になっています。

私はLibero 5G IIも利用したことがありますが、その時に比べると大きさや重量ともに増加した印象です。

Libero 5G III外観など

スクエアデザインのスマホです。ポケットに入れて持ち歩くには若干かさばる印象です。

Libero 5G III外観など

Libero 5G IIIに楽天モバイルのeSIMをインストールしました

LTEバンドは Band 3のみの対応となり、パートナー回線(au Band 18/26)には対応していませんが、市街地で利用するには問題はないと思い、試してみました。

以前のモデル、Libero 5G IIでは楽天モバイルのSIMが使えませんでしたので心配でしたが、今回のLibero 5G IIIでは、無事楽天モバイルの回線を認識することができました。

Libero 5G IIIに楽天モバイルeSIMを入れたときの状態など

APN設定は不要で、自動的に楽天モバイルのAPNが選択されています。

データ通信をはじめとして、Rakuten Linkでの通話や、OS標準の電話アプリからのVoLTE通話も問題なく行えました。

まとめ

YmobileのLibero 5G IIIに楽天モバイル回線を入れて試したところ問題なく利用できました。
ただし、パートナー回線エリアには非対応となりますので注意が必要です。

コスパは非常に良い製品ですので、楽天モバイルで利用したいユーザーは購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。