ahamo(アハモ)でガラケーは使えるのか?

arrows ケータイベーシック

スマホに疲れ気味のユーザーの一部、3Gガラケーの終了に向けて4Gガラケーへの乗り換えを検討しているユーザーに人気のガラケーですが、ドコモの格安プラン「ahamo(アハモ)」で利用できるのか?気になっているユーザーは多いのではないでしょうか?

今回は手持ちの「arrowsケータイベーシック(F-41C)」をはじめとして、使えるガラケーを調べてみましたので、紹介します。

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ahamo(アハモ)

ahamo(アハモ)で使えるガラケー

まずはドコモ製品で、ahamo(アハモ)に対応する製品を紹介します。

arrowsケータイベーシック F-41C

arrowsケータイベーシック(F-41C)は2022年5月13日に発売された新しい機種です。通信方式は4G(LTE)に対応しており、VoLTEはHD Voiceに対応しています。HD+ Voiceには非対応となります。

カラーはネイビーと、ゴールドがラインナップされ、どちらも落ち着きのある色合いです。

arrows ケータイベーシック

arrows ケータイベーシック(FCNTウェブサイトより)

【主なスペック】重量:132g、バッテリー:1680mAh、ディスプレイ:約3.4インチ TFT、サブディスプレイ:約0.8インチ有機EL、カメラ:約810万画素、メモリ:RAM 1GB/ROM 8GB、充電端子:USB Type-C、最大速度:150Mbps(ダウンロード)

arrowsケータイベーシックF-41Cクイックレビュー

開いた状態

開いた状態

有機ELサブディスプレイを搭載し、時刻等を確認できる。

閉じた状態

閉じた状態

カメラにはフラッシュはない。

裏面

裏面

充電端子はスマホと同じType-C

キャップ付き充電端子

キャップ付き充電端子

オプションではなく、初期セットに充電台が付いてくる。

充電台も付属する

充電台も付属する

充電台にセットした状態

充電台にセットした状態

充電台もType-Cに対応。Type-Cケーブルは付属しないため、手持ちのものを使う必要がある。

充電台もType-Cに対応

充電台もType-Cに対応

マナーボタンも搭載

マナーボタンも搭載

ガラケーのシンプルなメニュー構成。

メニュー画面

メニュー画面

設定画面ではAPN設定なども可能。NFCやおサイフケータイ、Wi-Fi、Bluetoothには非対応となるため、設定項目はない。

設定画面

設定画面

キー配置もオーソドックスなガラケーといったところ。最下部には1,2,3のショートカットボタンがあり、割り当ての変更が可能。

キー配置

キー配置

画面開閉はヒンジ部分にあるプッシュボタンがあり、それを利用し画面を開く。プッシュボタン式のため、音がカチカチなるのが気になるところ。

本体は日本製、バッテリーは台湾製となっている。利用時間はバリバリブラウザやメールを使っても、1日以上は持つため、普段使いの利用に最適。スマホから移行すると、シンプルな使い心地に感動する。ブラウザでそれなりに検索もこなせるので、スマホほどの利便性はないものの、スマホを目的もなく見て時間を費やしてしまうユーザーにもオススメの製品だと思う。

フォントサイズは、デフォルトが「中」。「小」、「大」にも変更可能。

このarrowsケータイベーシックF-41Cは、ahamo(アハモ)にも対応します。

arrows ケータイ F-03L

2019年7月19日に発売され、3年目になりますが、現在も販売されているガラケーです。

arrowsケータイ F-03L

arrowsケータイ F-03L(ドコモウェブサイト)

【主なスペック】重量:133g、バッテリー:1680mAh、ディスプレイ:約3.4インチ TFT、サブディスプレイ:約0.8インチ有機EL、カメラ:約810万画素、メモリ:RAM 1GB/ROM 8GB、充電端子:USB Micro-B、最大速度:112.5Mbps(ダウンロード)、おサイフケータイ、Wi-Fi b/g/n、Bluetooth 4.2、Wi-Fiテザリング、ワンセグ

 

こちらもahamo(アハモ)に対応します。

AQUOS ケータイ SH-02L

2019年2月8日に発売され、こちらも3年目になりますが、現在も販売されているガラケーです。

AQUOSケータイSH-02L

AQUOSケータイSH-02L(ドコモウェブサイトより)

【主なスペック】重量:125g、バッテリー:1680mAh、ディスプレイ:約3.4インチ TFT、サブディスプレイ:約0.9インチ有機EL、カメラ:800万画素、メモリ:RAM 1GB/ROM 8GB、充電端子:USB Micro-B、最大速度:150Mbps(ダウンロード)、おサイフケータイ、Wi-Fi b/g/n、Bluetooth 4.2、Wi-Fiテザリング、ワンセグ

 

こちらもahamo(アハモ)に対応します。

カードケータイ KY-01L

2018年11月22日に発売され、こちらも3年目になりますが、現在も販売されているガラケーです。(オンラインショップでは販売終了)ガラケーとしては珍しく、電子ペーパーディスプレイを採用しています。見た目にもかなり軽量さがわかりますが、重量はなんと約47gとなります。

カードケータイ KY-01L

カードケータイ KY-01L(ドコモウェブサイトより)

【主なスペック】重量:47g、バッテリー:380mAh、ディスプレイ:約2.8インチ 電子ペーパー、メモリ:RAM 1GB/ROM 8GB、充電端子:USB Micro-B、最大速度:100Mbps(ダウンロード)、Wi-Fi b/g/n、Bluetooth 4.2

 

こちらもahamo(アハモ)に対応します。

ahamo(アハモ)で使えないガラケー

さて、ここからはahamo(アハモ)で使えないガラケーを紹介します。上のahamo(アハモ)で使えるガラケー以外が対象になるわけですが、それ以外で比較的新しい機種でも使えないものがあります。そのあたりを注意しながら紹介します。

DIGNOケータイベーシック KY-41B

こちらは2021年6月3日発売された、DIGNOケータイベーシック KY-41Bです。一見するとahamo(アハモ)にも対応しそうですが、ahamo(アハモ)非対応となります。カメラも非搭載です。

DIGNOケータイベーシック

DIGNOケータイベーシック(ドコモウェブサイトより)

【主なスペック】重量:123g、バッテリー:1500mAh、ディスプレイ:約3.4インチ TFT、メモリ:RAM 1GB/ROM 8GB、充電端子:USB Type-C、最大速度:150 Mbps(ダウンロード)、Wi-Fi b/g/n、Bluetooth 4.2、カメラ非搭載モデル

 

2017年以前に発売のモデル

中には3Gのガラケーなどもあり、発売年度が古いモデルはahamo(アハモ)では利用不可と考えたほうがよさそうです。

他社製品

基本的にバンド(周波数帯)が異なるため、利用は推奨しませんが、ソフトバンクの機種で、Band 1で利用できる機種があります。

Simply 602SI

現在もソフトバンクで販売中のガラケーです。こちらは、ソフトバンクの周波数帯に対応する製品ですが、共通のバンドであるBand 1については、ドコモでも利用することができます。

重量は112g、バッテリー容量は1,770mAhでディスプレイサイズも2.4インチと小さく、コンパクトでバッテリー持ちが良いのが特徴です。

Simply 602SI

Simply 602SI(セイコーソリューションズウェブサイトより)

VoLTE等通信に関する設定ドコモに適応しているようで、ahamo(アハモ)のSIMでもつかるという情報があります。

【主なスペック】重量:112g、バッテリー:1770mAh、ディスプレイ:約2.4インチ TFT、メモリ:RAM 1GB/ROM 8GB、充電端子:USB Micro B、カメラ:200万画素、最大速度:112.5 Mbps(ダウンロード)

 

▼ソース:[検証結果]アハモでガラケー・ガラホは使えるのか?いろんなケータイを試してみた/自己責任

ahamo(アハモ)の料金プランとの兼ね合い

ahamo(アハモ)の料金プランを考えると、5分かけ放題+20GBで2,970円。ドコモのケータイプランの場合、1,507円(2年契約なし)+5分かけ放題770円で2,277円。

かけ放題の場合は、かけ放題オプション料は1,870円で、合計3,377円。

かけ放題を付けるなら、ahamo(アハモ)の場合、かけ放題+20GBで4,070円のため、データ20GBを果たしてガラケーで利用するか・・・という点はポイントですが、ブラウザで検索をするユーザーから見ると、ケータイプランのデータ量は100MBと少なすぎるため、ahamo(アハモ)の方が、ブラウザやメールを楽しむには良いプランだと言えます。

プラン 料金 料金(5分かけ
放題込み)
料金(完全かけ
放題込み)
データ量
ケータイプラン 1,507円 2,277円 3,377円 100MB
ahamo(アハモ) 2,970円 2,970円 4,070円 20GB

いかがでしょうか?今回はahamo(アハモ)で使えるガラケー、使えないガラケーを紹介しました。

ahamo(アハモ)では、かけ放題+20GBで月額4073円で利用できます。スマホにガラケーに、ahamo(アハモ)を役立ててみてはいかがでしょうか?

ahamo(アハモ)



ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。