A304ZT Libero flip レビュー

※本記事はPRを含みます

折り畳み式スマホは以前Galaxy Flip 4を利用していましたが、金欠になり手放すことになりました。
今回、その時の感動を忘れられず、再び折り畳み式スマホに目覚めることになりました。
なんと価格は新規・MNPシンプル2 Mで39,800円(税込)です。

Y!mobileヤフーショッピング店で購入しました。
注文が夜、翌日には発送連絡、翌々日に商品到着と、約3日で商品受け取りまでが完了します。
【Y!mobileヤフーショッピング店】
https://shopping.geocities.jp/ymobile-yshopping/

折り畳み式スマホを「どうしてこんなに安く作れるの?」と思いますが、ZTEは中国・深圳に本社を置く会社です。
2016年ごろまではアメリカ、ヨーロッパでのスマートフォンのシェアが高く、このころまでは日本でもキャリア、SIMフリー市場でのシェアを伸ばしていた企業です。

私もかつて深圳に出張したときはよく本社のビルを見ました。
通信に関しては技術力も高く、高品質な製品を開発、製造するメーカーという認識です。

技術力、資本力もあり、日本にも法人があり、日本向けの製品も比較的容易に開発できる、そんなメーカーだと思っています。
特にキャリア製品の場合、キャリアからの開発費用負担なども受けていると見られますので、オープンマーケットよりも安価にお手頃価格の製品を投入しやすいため、このような安価な折り畳み式スマホが実現できたと考えます。

ZTEは2016年以降、アメリカの取引禁止の制裁措置を受けてシェアを下げたのち、2018年には経営破綻、国有の通信企業による株式の取得などが噂されましたが、噂は否定され、アメリカへの罰金の支払いや経営陣の刷新により、制裁措置も解除されました。

中国国内でのシェアも下げて、かつての勢いは失いましたが、日本では引き続き、Y!mobile向けにスマートフォンの提供を行っています。Liberoシリーズは、低価格のコストパフォーマンスの高い製品です。

私自身もLiberoはLibero 5G、Libero 5G II、Libero 5G III、Libero 5G IVとすべて利用したことがあるユーザーです。

現在利用しているスマートフォンもLibero 5G IVと、Liberoファンみたいな感じなっています。
※単に金欠になりました・・・というだけです。(笑)

さて、そんなLiberoシリーズの最新の折り畳み式スマホ、「Libero Flip」を購入しましたので、ざっと外観から、スペック、ベンチマークについて紹介したいと思います。

外観

今どきのスマホらしく、付属品もなくシンプルなパッケージです。
Libero 5Gシリーズと同じパッケージデザインです。

プレゼント(ケース)のチラシが同梱されています。

その他の付属品はSIMピンと説明書です。

廉価折り畳みスマホと思えない、きれいな外観です。
手触りはすりガラス調でさらさらしています。
Reno 9Aとか、Libero 5G IVとか、そのあたりのさらさらしたイメージと同じです。

この外側のデザイン結構好きです。ヒンジ部もほかの折り畳み式スマホと似ていますね。閉じた状態は丸い円の中にサブディスプレイやカメラが配置されるという、ちょっと新しいデザインです。

手に取った印象は、Galaxy Flipシリーズと比較すると、若干大きくて重量が重いです。

フィルムは初期フィルムを剝がさないよう警告のガイダンスが表示されます。

折り畳みのディスプレイ面もきれいでとても見やすいです。

スペック

スペックは以下の通りです。
完全防水でない点以外は、おサイフケータイにも対応し日本で利用するための基本的な性能を有しています。

CPU: Snapdragon 7 Gen 1
ROM: 128GB
RAM: 6GB
OS: Android 13
サイズ: 76×170×7.3mm(Open) 76×88×15.5mm(Close)
重量: 214g
ディスプレイ: 6.9インチ(FHD+, 2790×1188) / 1.43インチ(466×466)、有機EL
カメラ(リア): 5000万画素+200万画素
カメラ(フロント): 1600万画素
防水: IPX2
防塵: IP4X
※IPX2とは、本機を15度以内の角度に傾けた状態で、鉛直に落下する水滴がかかったときに電話機としての機能を有することを意味します。
※ IP4Xとは、保護度合いを指す、直径1mm以上のワイヤーや固形物体が内部に侵入しない機能を有することを意味します。
バッテリー: 4310mAh
SIMカード: nano / eSIM
Wi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth: 5.2
USB: Type-C
NFC・おサイフケータイ: 対応
生体認証: 指紋、顔

対応周波数

ソフトバンク系の周波数を中心に対応しています。
Band 12/17にも対応しているため、北米などでも問題なく利用できそうです。
日本国内では、ドコモ、auのプラチナバンドに対応していません。
また、楽天モバイルもBand 3のみの対応となるため、パートナー回線(au)のプラチナバンドのエリアでは利用できないため、注意が必要です。

5G: n28/n77(3.4GHz)/n77(3.7GHz)/n78
4G: Band 1/2/3/4/8/12/17/41/42
3G: Band 1/2/4/8
2G: 900/1800/1900MHz

上記スペックですが、私はYmobileのSIMカードと、楽天モバイルのeSIMで運用していきます。
Libero 5G IVでの利用もそうですが、Ymobile+楽天モバイルの組み合わせで、上記周波数スペックでもそれほど問題を感じません。

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ベンチマーク

Geekbench 6 で計測した結果は、シングルコア: 1063 、マルチコア: 2971でした。
一般的なSnapdragon 7 Gen 1搭載機種は、Geekbench6でシングルコア1100、マルチコア3200くらいなのでそこまで変わりありません。

UI

操作のインターフェースはこちらです。

ZTE独自のMyOSというUIを採用しています。
XiaomiやOPPOと比較するとカスタマイズが少なく、GoogleのAndroidに割と近いタイプのUIです。

初期のストレージ利用可能容量は約110GBです。

リフレッシュレートは120/90/60Hzから選択可能で、初期値は60Hzです。
バッテリーの長時間利用には60Hzがおすすめです。

操作した感想

Dimensity 700を搭載しているLibero 5G III/IVなどと比較するととても軽快な動作です。
SDカードに対応していませんが、Google DriveやGoogle Photoなどのサービスを利用することで、快適に利用できると思います。
RAMが6GBあるのはやはり快適ですね。欲を言えば、今どきは8GB欲しいところですが、実際の操作に関しては問題がありません。

対応アクセサリ

付属品でケースなどは付属していません。
必要があればネットで購入することをお勧めします。


カメラでの撮影画像についてまた撮影する機会を見つけて更新したいと思います。
ご覧いただきまして、ありがとうございました。

ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。