au版 Galaxy Z Flip 4(SCG17)を1カ月使ってみた感想(ややネガティブなレビュー)

Galaxy Z Flip 4(au版)を10月に購入し、メインデバイスとして1カ月利用してきました。

価格的メリットはほぼなし

au版Galaxy Z Flip4は、価格159,870円(税込)で販売されています。

デザイン面やデバイスの機構としては、斬新さはあるものの、価格的に見合うメリットを見出すことはできませんでした。

10万円くらいなら納得価格でしたが、16万円近くとなると評価も厳しくなります。Androidファンですが、Z Flip4のような最新モデルでも、正直なところiPhoneより使いやすいと断言できないといった感覚です。

半開き状態でカメラ撮影などほぼしない

CMで謳われているような、半開きのフリップ状態でカメラ撮影をするシーンはほとんどなく、折り畳み式+セルフィーカメラというメリットについてもあまりないと思いました。

開きにくい

ヒンジ部分が非常に硬く、片手で開閉することは難しく、せっかくの折り畳み式を昔のガラケーのようにスムーズに開閉することができません。

ディスプレイの構造上の可能性も考えられますが、もう少し方でもスムーズに開閉できるとよ良かったと感じます。

実用例では、スーパーなどでQR決済をしようとするときに、「よいしょ」という感じで開く必要があり、時間が掛かるなと思いました。

サブディスプレイの常時表示が良い

ここからは少し良い点を紹介したいと思います。

Z Flip4で一番重宝している機能、それは常時表示ディスプレイです。

画面全体が明るく表示される普通のスマホと違い、時計のように時刻の文字だけくっきり表示されるため、とても見やすく、ベッドに置いておいても時間の確認がしやすいです。

普通のストレートタイプのスマホの場合、画面全体が明るくなるため、時間の確認といえどもまぶしく、睡眠の妨げになっていましたが、Z Flip4ではそのようなことがありません。

ここは買ってよかったと思えるポイントです。

ヒンジ部分が頑丈、ディスプレイの折り目も慣れれば気にならない

意外とヒンジ部分が頑丈です。もうちょっとやわらかいのかと思っていましたが、硬いため、ちょっとやそっとでは壊れないという安心感はあります。

ここは開閉のしやすさとのトレードオフの関係ですが、構造上頑丈であることは望ましいと思います。

ディスプレイ面の折り畳みも最初は気になっていましたが、慣れてくるとどうでもいいと思えるようになりました。

ディスプレイ面の傷を気にしなくていい

持ち歩き時には折りたたんだ状態で持ち歩くことが多いため(普通のZ Flipユーザーは折り畳み状態で持ち運んでいるはず・・・)、ディスプレイ面が保護されて、傷がつくことがありません。

写真は普通にキレイに撮れる

スマホのカメラですが、割ときれいに撮影できるので、旅行時にも重宝します。

風景、人物ともに満足いく撮影ができると思います。

脱スマホ向けにも良い

開閉しないと情報やアプリにアクセスできないため、脱スマホを目指すユーザーにも良いツールといえます。

開けないと使えないため、調べるのはまたあとにしようとか、開けるのが面倒だからパソコンで作業しようという気になります。

個人的なまとめ

万人向けかといわれるとちょっと躊躇します。

BTSがイメージキャラクターをしているなど、女性から見ると素敵だと思える点は多いと思いますが、スマホ好きの1ユーザー視点では、普通なスマホ、その割に高価といった印象です。

今後iPhoneシリーズにも、折り畳み式が登場するようですが、折り畳みで持ち歩く理由をよく考えたうえで、折り畳み式スマホを選ぶべきだと思いました。

実用面でいえば、コンパクトで持ち歩きに便利、画面の傷を気にしなくていいなどといったメリットはあります。

個人的な感想ですが、スマホはやっぱりストレートタイプが使いやすいと思いました。

今回もご覧いただきありがとうございました。

▼au公式スペック情報
https://www.au.com/mobile/product/smartphone/scg17/spec/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。