AppleがiPhone 14シリーズ発売にあたり、サプライヤーを増やした模様

iPhone 14の発売は9月に予定されていますが、発売の遅延を避けるため、部品のサプライヤーを増やしたようです。Appleは1社依存度を減らし、より交渉できる地位を確保したものとみられます。

Appleはサプライヤーとして、iPhone 14の上位モデルiPhone 14 Proシリーズ向けに、中国のSG Micro社を追加し、品質試験を通過したとみられます。

SG Microホームページより

著名なアナリストの Ming-Chi Kuo氏によると、SG Mirco社はiPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Max向けのPMIC(パワーマネジメントIC)をするものとみられています。これは、Appleに部品を卸すメーカーとして、中国企業として最初のサプライヤーとなる見込みで、iPhoneのプレミアムモデルに部品を供給するTier1レベルに技術が到達しているものとみられています。

SG Mircoは、Appleからの受注により、売上、利益を拡大する一方、Appleにも部品不足によるiPhone 14シリーズの発売遅延を避けるための手助けとなりそうです。

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2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。