AQUOS wish2ブログ 26日目(コスパがいいなと思える点)

AQUOS wish2を使い始めて今日で26日が経過しました。真面目にメイン用のスマホとして使っていますが大きな不満はありません。Galaxy S20やXiaomi 11T Pro、iPhone 13なども検証用で利用していますが、体感的に比較しても、その思いは変わりません。

要するにスマホってスペックだけじゃないんだなということです。重さ、質感、手に取ったときの印象、価格とのバランスといった細かい印象が組み合わさり、利用者の満足感といったところにつながっているという感じです。確かに、スペックも良くて、写真もキレイに撮れて、高級感もあるスマホって持っているだけでワクワクはしますが、結局は利用者側の素質によるものだと思ってしまいます。例えばiPhoneの30%程度の機能しか使いこなせていないなら、iPhoneじゃなくて、AQUOS wish2でも十分じゃないかということです。(笑)

AQUOS wish2はコスパがいいの?

さて、今回はAQUOS wish2のコスパがいいなと思える点について、実際に使ってみた経験から紹介したいと思います。私個人の感想としては、それなりにコスパはいいと思います。

Snapdragon 695を搭載 (やっぱりそこそこ快適)

Snapdragon 695を搭載した製品の価格は約35,000円~45,000円ほどの価格帯になります。一方、AQUOS wish2は機種変更価格22,000円です。CPUだけで見ると、約13,000円~23,000円程度お得と言えます。他のSnapdragon 695搭載機と比較すると、モッサリが否めないという印象は確かにありますが、それでも、Snapdragon 480の機種と比べるとプチフリーズのような現象は押さえられていると思います。

例えば、Snapdragon 480搭載のスマートフォン2機種と比較した感想を紹介します。「AQUOS wish」との比較では、画面操作の感度が若干向上していると感じます。また、バッテリー持ちも若干改善しています。また、「OPPO A54 5G」との比較では、画面スクロール時のフリーズが押さえられている印象です。

一般的なSnapdragon 695と比較すると確かにもっと頑張ってくれよ!という印象を受けますが、メモリ4GBを考慮すると、こんなもんかなと思う次第です。ディスプレイとの相性も影響していると思います。AQUOS wish2の解像度は、HD+解像度で60Hzリフレッシュレート(過去のスマホの一般的なリフレッシュレート、画面表示の周波数、高いほど滑らかな表示ができる)なので、表示が滑らかでない点は仕方がないという感想です。ミドルレンジスマートフォン向けのCPU Snapdragon 695を搭載しているため、それなりにはサクサク動き、また、新しい世代のCPUのため、OSのアップデートもしばらく期待ができる、そんな可能性も秘めています。総じてSnapdragon 695を採用してくれた点は、コスパ面を含め、AQUOS wish2の一番のグッドポイントだと思います。

防水防塵等級IP67、MILスペック準拠

これも22,000円で実現できるのはキャリアのスマートフォンだからだと思います。IP68と比較すると若干劣りますが、水中でジャブジャブやりまくらない限り、ちょっとした水没程度ではびくともしない仕様です。IP67の仕様は、「最大水深1メートルで最大30分間の防水性能」、IP68の仕様は、「最大水深2メートルで最大30分間の防水性能」となります。iPhone 7/8/X/XRなどと同じ防水性能を持っています。

MILスペックはMIL-STD-810H準拠・ 耐衝撃(落下)など全18項目のテストをクリアしています。MILスペックとは、United States Military Standardのことで米国国防総省が規定する装備品の耐久性能に関する規格のことを指しています。これらの基準をクリアしているわけですから、頑丈で、ちょっとやそっとの落下で壊れるということはありません。価格もお手頃ですし、ケース無しでの利用も安心ですね。

おサイフケータイ/NFC対応

私はおサイフケータイ自体は使いませんが、多くの日本人のスマホユーザーはおサイフケータイが必須と感じています。その点で、22,000円のスマートフォンが対応しているという点は、コスパ含めて評価できると思います。オープンマーケットの製品で、22,000円という価格ならコスト的にもおサイフケータイは非対応、NFCも対応できるか微妙なラインです。

少々この利便性から相反する意見をこれから述べます。私からすると、世界標準のNFCで十分だと思っています。理由は、NFCがあればGoogle Payも使えるし、マイナンバーカードの読み取り、関連する申請もできるためです。

おサイフケータイのメリットとしては、リーダライタを通してチップ内に記録するため、バッテリー切れで電源が落ちていても決済機能が機能することです。電源落ちて改札が通れないなんてことがありません。その点からすると、日本で生活をする限り、おサイフケータイはNFCよりもより有効な決済手段だと思います。

NFCを含め搭載されていますので、マイナンバーカードの読み取り、マイナンバーカード関連のポイント申請などもAQUOS wish2の1台で完結できてしまうという便利なスマートフォンです。それが22,000円で実現できます。

豊富な周波数対応

AQUOS wish2はこれだけの周波数に対応しています。

5G : n28 / n77 / n78 / n79
LTE : B1 / B2 / B3 / B5 / B7 / B8 / B12 / B17 / B18 / B19 / B39
3G : B1 / B2 / B5 / B8
GSM : 850 / 900 / 1,800 / 1,900MHz

5GはSub6の周波数のみですが、4キャリアすべて対応しており、4Gも4キャリアすべて対応しています。また北米バンドB2/5/12/17にも対応しており、北米でも利用できます。世界的にはB1/3/5/7/8に対応していますのでその他の国でも問題なく利用できます。キャリアロックがされていないのは、評価でき、SHARPの配慮かなと思います。

まとめ的なお話

AQUOS wish2のコスパが良いなと思えるのは次の3点です。

(1) Snapdragon 695を搭載
(2) 防水防塵等級IP67、MILスペック準拠
(3) おサイフケータイ/NFC対応
(4) 豊富な周波数対応

これだけのメリットを詰め込んで22,000円で売れるのはやはりキャリアだからではないでしょうか。その分ドコモのサービスのごちゃごちゃしたアプリはたくさん入っていますが、それは許容できる範囲かなと思います。不要なもので削除できるものは削除し、無効化できるものは無効化すればいいだけのことかなと思います。

さすがにオープンマーケット(SIMフリー市場)でこの値段では出せないと思います。上記のような点からコスパがいいと思う26日目でした。今回もご覧いただきありがとうございました。

▼過去のブログはこちら
AQUOS wish2ブログ 28日目(AQUOSトリック)
AQUOS wish2ブログ 27日目(シンプル、ほどほどスペックがいい)
AQUOS wish2ブログ 26日目(コスパがいいなと思える点)
AQUOS wish2ブログ 25日目(無料で使える便利アプリ)
AQUOS wish2ブログ 24日目(アシスタントキーを無効にする)
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AQUOS wish2ブログ 22日目(ホームアプリNothing Launcherを試す)
AQUOS wish2ブログ 21日目(インストールしたアプリは?)
AQUOS wish2ブログ20日目(あなたのエモパーはどれ?)
AQUOS wish2ブログ 19日目(慣れました)

AQUOS wish2は新品でもお買い得です。アハモ(ahamo)でMNPなら、なんと5,500円で購入できます。機種変更でも22,000円と、今どきのスマートフォンとしてはかなりお値打ちな機種です。

▼かけ放題+20GBで4,070円で、Ymobile(シンプルM/スーパー誰とでも定額(S)、5,148円)よりお得。


ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。