スマホのストレージといえば、この数年128GBが主流になってきました。
2019年以前は64GBでも大容量と感じていました。2017年のiPhoneなどは内部ストレージ32GBでも満足して使っていましたね。
このところはどうでしょうか。iPhone 13シリーズからは最低容量が128GBにアップグレードされ、いよいよスマホの最低スペックは内部ストレージ128GBになったといえるのではないでしょうか。
筆者はiPhone 13は256GBを購入しました。1つの機種を長く使うユーザーは、スマホを買い替えるときにはなるべく大容量を選択したほうが良いかもしれません。できれば256GB~512GBあたりです。
というのも・・・。これもスマホのユーザーの使い方次第ですが、ゲームをするユーザーは今後ますますストレージの容量に悩まされる時代が来るかもしれません。
ちなみに私はスマホでゲームをほとんどしませんので、参考までに捉えてください。
人気アプリのデータ容量
ここに現在人気のゲームアプリの容量を紹介します。
- デレステ・・・約35GB
- ウマ娘・・・約20GB
- 原神・・・約20GB
- FGO・・・約15GB
- PUBG Mobile・・・約15GB
デレステは約35GBと、かなり大容量ですね。
仮に64GBのストレージを選択した場合、システムで10GB~15GB程度占有されるため、実質ユーザーが利用できる容量は50GB程度と考えたほうがよさそうです。
そこに約35GBをインストールすると、残りは約15GBと、SNSや決済アプリなどをインストールして利用していると、あっという間にストレージがいっぱいになってしまうでしょう。
ストレージ容量の傾向
ストレージ容量の傾向は、2017年から比較すると、32GBのシェアは約70%から約20%と大幅に減り、主流は128GBにシフトしていることが確認できます。
一方、64GBのシェアが引き続き維持されており、32GBと64GBを利用する約40%のユーザーは今後もストレージの空きに悩まされ、ゲームのインストールを断念するといったことが起こりそうです。
IDCのアナリスト、フランシスコ・ジェロニモ氏によると「スマホ価格が年々上昇した結果、ユーザーは容量の小さい最も安いモデルを選ぶようになってきている」とのこと。※ブルームバーグの取材
スマホの本体価格と消費者の購買意欲に関連性があり、大容量アプリが広がる一方、ストレージに制約がかかってしまう傾向が続きそうです。
大容量モデルになると、価格が5割も上がってしまう傾向にあるためとのことです。確かに、iPhoneの大容量モデル512GBや1TBモデルの価格は非常に高いです。
スマホの空き容量不足、ゲームアプリの課題に-グリー前田取締役 - Bloomberg
この「ストレージの空き」問題が、ゲーム業界の売り上げも左右するとのことで、それだけ端末のストレージの容量は影響しているということですね。
ドコモの調査によると、消費者の25%がカメラやデザインよりもメモリ容量を重視するということです。スマホで手軽に始められることから、ゲームも一般的な利用者に大きく浸透してきているかもしれませんね。
スマホのストレージ容量の選び方
ゲームは絶対にやらないなら、64GBでも128GBでも問題ないと思います。少しでもやるかもしれない場合は128GBを選んでおいたほうが良いと思います。(個人の見解です)
スマホの機能や技術の進歩を考えたときに、スマホの拡張性という視点から、ゲームをやらないユーザーでも256GBや512GBなど比較的大きいストレージを選んだほうが、長期の利用に際しても有利に使えることが想定されます。
逆に1台のスマホの利用期間が短いユーザーは、128GB程度でうまくやりくりする方法などを考えたほうがよさそうです。
今回はブルームバーグ記事のスマホゲームの大容量化をもとに、スマホのストレージについて考えてみました。
今回もご覧いただきましてありがとうございました。
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