クアルコムジャパン激怒?ミリ波非対応の話題のスマホのみが重点販売されている件

みなさんこんにちは。

今回は、下のインプレスの記事(2022年5月16日 00:01)を読みまして、結構面白かったので紹介します。

▼ニュース:クアルコム、有識者会議で5Gミリ波の重要性をアピール(インプレス)

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1409072.html

内容を要約すると、クアルコムジャパンは下記の点を言及しています。

1.日本でも5G対応の端末が普及するようになった。

2.ミリ波対応の端末も2020年以降徐々に増えている。

3.ミリ波非対応の端末に、重点的に販売する販売方式が定着している。

4.利用者が5Gの恩恵を受けるためには、ミリ波の普及促進が必要

5.ミリ波対応の端末に重点的な割引、販売促進がない。

特に3,5についてはクアルコムの不満をひしひしと感じました。確かにその通りだなと思います。

Sub6とミリ波では、スピードが断然違うと思います。

クアルコムでは新しいモデムX70で、8Gbpsをマークするなど通信スピードが向上しています。これらの恩恵も、ミリ波対応ならではというところです。

それなのに、ミリ波非対応のiPhoneばかり重点的に販売されている現状に、クアルコムは少々怒っているのではという印象を受けました。

特に記事の中にある、「Recent discount trend in Japan market」のスライドが、とても印象的でした。

個人的には、ミリ波対応のXperiaとか、AQUOSが大きく割引された方がうれしいですけどね。

Apple製品が売れても、Appleはクアルコムにライセンス費用を払っているので、損はしませんが、より多くの売上のためには、やはり自社チップが入った製品が多く売れることを望んでいるのでしょうね。

Androidのミリ波対応端末も、購入しやすい価格で販売して欲しいものです。

今回もご覧いただきましてありがとうございました。

▼参考:AppleとQualcomm、特許紛争で全面和解 半導体供給含むライセンス契約締結(ITmedia)

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1904/17/news070.html

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ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。