5Gのミリ波とは

みなさんこんにちは。
各キャリアから5G新サービスの発表があり、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクともにサービスをスタートしました。

カバレッジの面などを考えると、私のような田舎に住んでるものは、まだまだ恩恵があるとは思えず、契約していません。

利用できるエリアも、スタジアムや商業施設、駅、キャリアショップとかごく一部のようです。
そんなところだけで使えてもね・・・と感じますので、当面冷静に見ていくこととなります。

スタートした5Gのエリア

スタートした5Gのエリアは下のリンクの通りです。
かなり限られた住所、スポットです。

NTTドコモ 5G対応エリア:https://www.nttdocomo.co.jp/area/5g/
au 5G対応エリア:https://www.au.com/content/dam/au-com/mobile/area/pdf/5g_arealist.pdf
ソフトバンク 5G対応エリア:https://cdn.softbank.jp/mobile/set/common/pdf/network/area/map/5g-area.pdf

各キャリアに割り当てられた周波数

各キャリアに割り当てられた周波数はこちらの通りです。
サービスが始まった現在は、まだn257の高周波は整備されていないようです。

3.7GHz帯(バンド:n77/n78)

NTTドコモ:3600MHz - 3700MHz(n77/n78)
KDDI:3700 - 3800MHz(n77/n78), 4000MHz - 4100MHz(n77)
楽天モバイル:3800MHz - 3900MHz(n77)
ソフトバンク:3900MHz - 4000MHz(n77)

4.5GHz帯(バンド:n79)

NTTドコモ:4500MHz - 4600MHz(n79)

28GHz帯(バンド:n257)

楽天モバイル:27.0GHz - 27.4GHz(n257)
NTTドコモ:27.4GHz - 27.8GHz(n257)
KDDI:27.8GHz - 28.2GHz(n257)
ソフトバンク:29.3GHz - 29.5GHz (n257)

「ミリ波」とは?

あまり前置きがなく、機種について「ミリ波の対応がないから残念」という記事を多く目にします。
ミリ波のメリットが説明されないなかで、ミリ波非対応について言及されても・・・と思いまして、私は調べてみました。
参考になる記事はこちらの記事です。
ケータイウォッチ
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/keyword/1224948.html
難しい内容なので、若干行き詰まる印象を受けますが、その中でもわかりやすい記事だと思いました。
周波数が高く、波長が短い周波数です。
波長が短いため、水分でも減衰するという特徴があるので、建物の中などで効率よく伝送するためには、基地局の整備やビームフォーミングを利用した、アンテナの整備などが必要です。

ビームフォーミングとは? アンテナの指向性を高め、特定の方向に集中して電波を届ける技術です。 参考:KDDI用語集-ビームフォーミング

ミリ波の利点

大容量化しやすく、超高速かつ大容量通信を実現しやすい特徴があります。
こうした理由から、本格的な5Gの普及や活用には、ミリ波の普及が重要といわれているものと考えられます。

今回は、日本の5Gの周波数帯のおさらいと、ミリ波について紹介しました。
ご覧いただきまして、ありがとうございました。m(_ _)m

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ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。