Unihertz Atom Lレビュー

今回はUnihertz Atom Lをご紹介したいと思います。

CPUにHelio P60(MT6771)、4.0インチディスプレイ、4,800万画素リアカメラ、4,300mAhを搭載した、堅牢スマホで、前モデルのUnihertz Atomと価格がほとんど変わらない30,499円(税込)ということで、発表当時から気になっていました。

スペック

スペックはこちらの通りです。

カメラはリア4,800万画素、セルフィーは800万画素となっています。

RAM/ROMは6GB/128GBの構成で、各種センサー類にも対応しています。

前モデルのAtomと比較すると、RAM、ROMもさることながら、CPU、カメラ共に格段にスペックアップしています。

Bluetoothは4.2、Wi-Fiはa/b/g/n/ac対応です。

・型番:Atom L

・サイズ:約134.5 x 65 x 17.5mm

・質量:約232g

・ディスプレイ:約4.0インチ LCD

・解像度:1136 x 640ピクセル

・OS:Android 10

・チップセット: Helio P60 (2.0GHzオクタコア)

・ストレージ/RAM:128GB / 6GB、 microSD対応(SIMスロット共有)

・メインカメラ:シングルカメラ
約4,800万画素

・フロントカメラ:シングルカメラ
約800万画素

・対応ネットワーク:
GSM: Band 2/3/5/8
WCDMA: Band1/2/4/5/6/8/19
TDSCDMA: B34/39
FDD/TDD LTE: Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/34/38/39/40/41/66
C2K: BC0,BC1

・SIMサイズ:nano SIM / nano SIM

・Wi-Fi:IEEE802.11 a/b/g/n/ac

・テザリング:10台

・Bluetooth:4.2

・位置測位:GPS / Beidou / GLONASS

・USB:Type-C USB 2.0

・バッテリー:4,300 mAh(内蔵式)

・生体認証:顔 / 指紋

・防滴・防塵:対応 (IPX8 / IP6X)

・おサイフケータイ・NFC:非対応 / 対応

・色:Space Black

・価格:30,499円(税込)

パッケージ、外観など

シンプルな白色の化粧箱です。

SIMピンやフィルム、ユーザーガイドが付属しています。

本体は薄いフィルムに包まれています。

充電器、USBケーブルが付属しているのは嬉しいですね。

ディスプレイ面にはフィルムが予め取り付けられています。

水色の薄いフィルムを剥がす必要があります。

背面は、前のAtomよりも改善されていてカッコ良くなっています。

USBポート(Type-C)、3.5mmイヤフォンジャックは本体下部にあります。

本体右側面に電源ボタンが配置されています。

本体左側には、SIMトレイとファンクションキーが配置されています。

SIMトレイはデュアルSIM仕様で、microSD用スロットがSIM2と共用になっています。

iPhone SE(初代)との比較です。厚さは全く異なりますが、サイズ感はほぼiPhone SE(初代)と同じですね。

同じラギットタイプのBlackview BV5900と比較してみると、取り回しやすさは圧倒的にAtom Lと言えます。

UI、OS設定など

ピュアなAndroid 10をインストールしています。

ランチャーはこれまでと異なり、1層式でiPhoneなどと同じ、ホーム画面に全てのアイコンが散らばる形になります。

システム画面は以下のとおりです。

Geekbench5でスコアを計測してみました。

シングルコア:296、マルチコア:1,439でした。OPPO A73などと近いスコアですね。

▼Unihertz Atom L

▼OPPO A73のスコア(シングルコア:311、マルチコア:1,286)

プリインストールアプリなど

ラギットフォンによくついているツールボックスのアプリも搭載されています。

赤外線に対応していることもあり、リモコンアプリも搭載されています。

ゲームモードも搭載しています。

マルチタッチは5点

マルチタッチは5点でした。

一般的な利用では問題ないと思います。

写真撮影

素人の評価ですみません。

曇り、青空は良好です。

暗闇は少々ぼやけた印象です。

位置測位

受信感度は良好です。SNRは30dBm以上が多数ありました。

スクリーンショットは、屋外での計測結果です。

APN設定

初期状態のAPNはドコモ系も少なめでした。

私が使っているOCNモバイルONE(新コース)のAPNも設定されておらず、自分で設定する必要があります。

ドコモ系のAPNはこのような感じです。(OCNは自分で設定したAPNです)

使ってみた感想

CPUにはMediaTekのHelio P60を採用しており、メモリは6GB、ストレージは128GBとミドルエンドの端末と言えます。

本体が重いのが気になりますが、ちょっとやそっとのことでは壊れない頑丈な感じが良いです。

また、片手で操作できるのも魅力です。

画面解像度やCPUのパワーなどもあり、操作がもたつくといったことは、使っている限り感じませんでした。

一部の常駐アプリがちゃんと動作しないみたいです。サードパーティ製歩数計アプリなど、動かないものが多数ありました。キーチェーンのSafeInCloudなども、自動入力に反応しませんでした。これは結構不便です。この辺りは、引き続き試していきたいとお思います。

RAM 6GB、ストレージ128GBと余裕のスペックで、写真撮影やアプリインストールなど楽しめそうです。

まとめ

3万円という価格を考えると若干物足りなさを感じるかもしれません。

同価格帯には、OPPO Reno AやRedmi Note 9S、OPPO A73など多数存在します。

また、ラギットスマホにはBlackview BV5900など、もう少し安い価格帯のものが多数あります。

品質に関して言うと、今回は前回のAtomよりも上がっていると思います。

部品のレベルが上がったなと感じます。Atomと比較すると指紋認証では、かなりスムーズにロック解除できるようになりました。

また、4インチディスプレイを搭載し、操作性の向上を感じます。CPUも上位になり、6GB RAMと128GBストレージと相まって、パフォーマンスも上がっていると感じます。

カメラはSamsung製の4800万画素を搭載しているということで、今後試していきたいと思います。

これからメインスマホとして使っていきたいと思います!

今回紹介した商品はこちら

Amazonでも購入できます。価格は30,499円(税込)です。

おすすめの回線

ドコモ系はOCNモバイルONEが良いと感じています。スピードが速いのでストレスは感じません。

au系は私も利用していますBIGLOBEモバイルがおすすめです。

今回もご覧いただきましてありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。