AQUOS wish2 (SH-51C) レビュー

みなさんこんにちは。

2022年6月はAQUOS wish2がとても気になっていました。機種変更の価格は22,000円(税込)と非常にお買い得ながら、チップにはSnapdragon 695 5Gを採用しているという、とてもコスパのいい製品です。

AQUOS wish2スペック

ブランド名 AQUOS wish2
OS Android 12
サイズ/質量 約 H147 × W71 × D8.9mm/約162g
CPU Snapdragon 695 5G mobile platform2.2GHz x 2+1.8GHz x 6 オクタコア
内蔵メモリ RAM 4GB、ROM 64GB
ディスプレイ 約5.7インチHD+(1,520 × 720ドット) 液晶ディスプレイ
アウトカメラ 有効画素数 約1,300万画素 CMOS F値2.0レンズ[広角78°焦点距離26mm相当]
インカメラ 有効画素数 約800万画素 CMOS F値2.0レンズ[広角77°焦点距離26mm相当]
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Ver.5.1
バッテリー容量 3,730mAh
防水/防塵 IPX5・IPX7/IP6X
生体認証 指紋認証
その他の機能 おサイフケータイ/NFC

▼AQUOS wish2 (NTTドコモ公式)
https://www.docomo.ne.jp/product/sh51c/

NTTドコモ版はeSIMには対応していません。eSIM対応版が欲しいユーザーは、Y!mobile版をご検討ください。

https://www.ymobile.jp/lineup/a204sh/

AQUOS wish2の外観

パッケージはwishと同じでかなりコンパクトで環境にも配慮されています。ACアダプタ、USB-Cケーブルなどは付属していません。

本体は艶消しのプラスチックです。SIMフリー版のAQUOS wishにはありませんでしたが、ドコモ版のAQUOS wish2では、ブルーがあります。

右側面には、音量、アシスタントボタン、電源ボタン、指紋認証センサーの順に配置されています。左側面にはSIMカード、SDカードのスロットが搭載されています。

本体上部にはイヤフォンジャック、下部にはUSB-Cポートが配置されています。

いたってシンプルで、本体自体がコンパクトなので、お子様、女性も気軽に利用できるスマホだと思います。MIL-STD-810Hに準拠していますので、多少の落下でも本体性能には影響がありません。

AQUOS wish2のUI

ホーム画面はカスタマイズしてしまった後ですみません。標準的なAndroidのUIを採用しており、Pixelシリーズに近い構成になっています。メニュー表示も同様です。

プリインストールされているOSはAndroid 12となります。

ホーム画面はdocomo LIVE UX、AQUOS Home、AQUOSかんたんホームから切り替えが可能です。

AQUOS wish2のベンチマーク結果

他のレビューサイトなども見ていますが、どうして俺のAQUOS wish2はこんなに低いんだ!と叫びたくなるスコアです。何度も計測していますが、他のレビューサイトの方のようなスコアは出ません。(笑)本当にSnapdragon 695 5Gですか?と少々困惑しております。

AnTuTu v9.4.0

平均的には、トータルスコア23万~24万程度です。

Geekbench5

シングルコア600、マルチコア1400程度が平均値といったところです。

とても良い状態の時でシングルコア648、マルチコア1608でした。

気づいたこと

CPUの温度が高くなると、スコアが低くなるようです。最近メイン機として利用しているため、操作するタイミングが多く、徐々に発熱しているようです。(特に背面のカメラ付近が発熱します。)その状態で、数回ベンチマークを測るとヒートアップし、ご覧の通りCPUの温度は41度を超えて、パフォーマンスが低下してしまっています。夏場に向かないスマートフォンかもしれません。

ヒートシンクとして銅箔シールとかが貼ってあれば、多少放熱効果があると思うのですが、そうした構造上の問題もあるかもしれませんね。本体熱くなると、画面上の動作も遅くなるので、むむむといった状況です。まだ購入したばかりなので中を開けて構造を確認する勇気はありません。

カメラ

AQUOS wishと同じ画質です。CPUが変わったもののカメラ部品は同じ物だと思われます。この価格のスマートフォンは、何枚か撮って満足いく一枚を探すといった感じですね。手振れ補正もありませんので、慎重に撮影する必要があります。カメラの起動は意外と速いです。

インカメラでの撮影です。

カメラアプリは、GoogleのCamera Goです。AQUOS senseシリーズに入っているいつものカメラが好きでしたが、ないので仕方ないですね。コストの面もあり、カメラは手抜きですね。設定項目は夜間モード、HDR、アスペクト比4:3/16:9の切り替えなどがあり、シンプルな設定で、初心者にもわかりやすいかと思います。その割にはSnapchatのフィルターが入っているなど、遊び心もいくつかあると思います。

数日利用した感想

AQUOS wishも所有しており、それとの比較になりますが、ディスプレイの操作は、充電しながらの操作でも誤タッチのような現象もなくなり少々満足しています。ただ、CPUが本当にSnapdragon 695 5Gなのかと思えるくらい、その他の動作はAQUOS wishから変化はりません。せっかくのCPUなので、RAM 6GBくらいは欲しかったかな・・・と思うところです。カメラ起動時に0.5秒くらい画面が真っ黒になる点も残念なポイントです。

一方、機種代金は機種変更で22,000円(税込)、MNPで5,500円(税込)とコストパフォーマンスは抜群です。この価格で、防水防塵、おサイフケータイに対応しているのは、メリットだと言えます。また、安心の日本ブランドです。私もSHARPのスマホは、スマホとしては満足していませんが、日本人として、日本のブランドを応援したいという思いでいつも使っています。GalaxyやXiaomi、OPPOのスマートフォンの方が快適なので、本当はそちらを使いたいですが、それでいいのかと思います。コスパ抜群だし、後はソフトウェアで快適にして欲しい。そんな思いです。

AQUOSのスマートフォンは、2年間のOSアップデート保証があります。Googleは、1年に1回のOSのアップデートがこれまでの慣例ですので、Android 13、14まではサポートされるものと考えられます。

利用開始から10日経過して

よくよく振り返ってみると、AQUOS wishより、動作面では軽快な印象を受けます。(徐々に実感しています)なんとなく、エモパーも、wishの時よりもしゃべってくれる気がします。おそらくセンサー面では変わっていないので、もしかしたら機能性かもしれません。

カメラも苦手なところは多いと思いますが、何度か撮影して自分の好みを選ぶという使い方なら、それほど苦になりません。映画監督でも写真家でもありませんので、映像や画質には大きくこだわりはありませんが、自然に表現してくれることには期待しています。フォーカスが弱い点(ピントがなかなか合わない)などいろいろ弱点はありますが、普段使いにはだいぶ愛着が湧いてきましたよ。

ドコモがアップデートでeSIM有効にしてくれたりすれば、もっと使い方が広がるのになと思っています。ケースやフィルムを付けずに気楽に使えるスマホって、ハイスペックやブランドよりもいいわけです。SHARPがんばれ!!

▼AQUOS wish2がオススメな人
  • スマホ本体は安く購入したい
  • ストレージは64GBもあれば十分
  • SDカードは使いたい
  • イヤフォンジャックがあると助かる
  • SHARPが好き
  • エモパー(SHARPのAIアシスタント)が好き
▼AQUOS wish2の魅力
  • ドコモ版もフルで他キャリアの周波数に対応(いつでも他社に乗り換えられる)
  • バッテリー劣化を防ぐ充電システム(インテリジェントチャージ、Max90%まで)がある
  • 5G通信が利用できる
  • 防水、おサイフケータイつき
  • SDカード(最大1TB)対応
AQUOS wish2はahamo(アハモ)での取り扱いもされていますので、新規、MNPの申込で、ぜひahamoで選択してみてはいかがでしょうか?わたくししむまるも、ahamoで買ってしまいましたよ。

▼ahamo公式はこちら

ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。