2022年後半から2023年前半にかけて、新しく発表されたスマホはエントリーモデルが多くなっていて、どのモデルを選択しようか、迷っているユーザーも多いのではないでしょうか。
スマホ好きにとっては物足りないというのも事実だと思います。価格は変わらず、スペックが低下・・・。エントリーとハイエンドの両極化が進んでいるように感じます。生活におけるスマホの重要性は2020年以前よりも高まっており、ハイエンドモデルが欲しいユーザーが増えているかもしれません。
ここのところオープン市場(SIMフリー市場)でのハイエンドモデルと言えばZenfone9やPOCO F4 GT、Xiaomi 12T Pro程度で、コスパを考えると、2021年のモデルや中古から購入したユーザーも多いかもしれません。
新モデルがエントリークラスしか登場していない点は、続く円安などを考えると仕方ない事情なのかもしれません。
エントリーモデルでもゲームをしない、SNSの利用が中心だというユーザーにとってはこれらのモデルでも十分利用できるように感じています。
それでは、今回はmoto g13、Redmi 12C、OPPO A77のモデルを比較し、おススメはどれか見ていきたいと思います。
コンテンツ
スペックを比較!その結果・・・
まずスペックを比較してみましょう!こちらの通りです。
moto g13 | Redmi 12C | OPPO A77 | |
---|---|---|---|
製品画像 | |||
サイズ、重量 | 約162.7mm x 74.66mm x 8.19mm, 約184g | 約168.76 mm x 76.41 mm x 8.77 mm, 約192g | 約163.7mm x 75.0mm x 8.0mm, 約187g |
ディスプレイ | 6.5インチHD+ LCD、リフレッシュレート90Hz | 6.71インチHD+ LCD | 6.5インチHD+ LCD |
OS | Android 13 | Android 12 | Android 12 |
メモリ | 4GB/128GB | 3GB/64GB or 4GB/128GB | 4GB/128GB |
バッテリー | 5,000mAh, 20W充電対応 | 5,000mAh, 10W充電対応 | 5,000mAh, 33W充電対応 |
リアカメラ | 5000万画素+200万画素+200万画素 | 5000万画素+ポートレート補助レンズ | 5000万画素+200万画素 |
インカメラ | 800万画素 | 500万画素 | 800万画素 |
USBインターフェース | Type-C | Micro USB | Type-C |
対応周波数 | 4G: B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41 3G: B1/2/5/8 2G: 850MHz/900MHz/1,800MHz/1,900MHz |
4G:B1/2/3/4/5/7/8/13/18/19/26/28/38/40/41/66 3G:B1/2/4/5/6/8/19 2G:850MHz/900MHz/1,800MHz/1,900MHz |
4G:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/26/28/38/41/66 3G:B1/2/4/5/6/8/19 2G:850MHz/900MHz/1,800MHz/1,900MHz |
防水防塵等級 | IP52 | IP52 | IP54 |
おサイフケータイ | x | x | x |
NFC | 〇 | x | x |
通信は4Gまでの対応
どのモデルも4G(LTE)までの通信の対応となり、今後主流となる5Gには対応していません。
どのモデルも日本のバンド(周波数帯)には対応しており、国内4キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)に対応しています。
もちろんY!mobileやUQ mobile、ahamo(アハモ)、povo、LINEMO、その他の格安SIMでも利用が可能です。
海外の周波数にも対応しており、アジア地域でよく利用されるBand 7、北米で利用されるBand 2(Redmi 12C、OPPO A77はBand 12、17、66にも)対応しています。
中国等で利用されているTDD LTEの周波数(Band 38~42)にも対応しており、中国での利用も問題ありません。
その他は国内でも広く利用されているBand 1、3、8にも対応しており、これらのバンドは北米を除く各国で利用されているため、これらを総合して、海外での利用も問題ないと言えます。
ディスプレイはmoto g13のみ90Hzリフレッシュレートに対応
どのモデルも解像度はHD+と、筆者は気にしませんが、人によってはディスプレイ表示の粗さを感じるかもしれません。
リフレッシュレートについては、Redmi 12C、OPPO A77は60Hzですが、moto g13のみ90Hzに対応しています。
画面の滑らかな表示に期待できます。
画面が滑らかに表示されることで、スムーズな操作ができるようになります。そのため、エントリーモデルを感じさせない操作を味わうことができます。
完全防水ではないが・・・
どの機種も撥水レベルの性能となりますが、OPPO A77は若干等級が高くIP54に対応しています。
IP54は、塵埃の侵入を完全に防止できないが電子機器の動作には問題がない、あらゆる方向からの水の飛まつによって機器が影響を受けないというレベルです。
IP52は、塵埃の侵入を完全に防止できないが電子機器の動作には問題がない、15度以内で傾斜しても鉛直に落下する水滴が入らないというレベルです。
若干IP54の方が防水面に対しては耐性が高いです。
ただし、完全防水ではないため、どのモデルでも水場での取り扱いには注意が必要で、水滴がついてしまった場合はすぐに拭きましょう。
特に水没時には、イヤフォンジャック、スピーカー、SIMトレイ回りから浸水します。水場で利用することがある場合は、事前にこれらの箇所にセロハンテープを貼り付けておくなどの対処で、水没を防げることもあります。
おサイフケータイには非対応だけど・・・
どのモデルもおサイフケータイには非対応ですが、moto g13はNFCに対応しています。
NFCに対応していることで、マイナンバーカードを利用した各種サービスを利用することも可能です。
どの機種も低価格のため、おサイフケータイに対応していない点は目を瞑る必要があります。
Redmi 12CはMicro USB
Redmi 12C以外の機種はType-Cですが、Redmi 12CのみMicro USBを採用しています。
同梱されますので心配はありませんが、オフィスで充電しようと思った時には別途用意したり、同梱品を持ち歩く必要があり、若干不便です。
バッテリーは5,000mAh
どのモデルもバッテリーは5,000mAhです。Redmi 12Cのみ10W充電で急速充電には対応していませんが、moto g13、OPPO A77は急速充電にも対応しているため、充電時間も気にする必要がありません。
カメラは5,000万画素
メインカメラは5,000万画素に対応しています。価格の割にはきれいな画像が撮影できると思いますが、マクロや超広角、望遠などには対応していません。この点は注意が必要です。
総合的にみると・・・
moto g13が一番おススメできるスマホだと思います。
NFCの対応、ストレージ(ROM)128GB、リフレッシュレート90Hzに対応しているというメリットは、Redmi 12C、OPPO A77にはありません。
まとめ
今回は、エントリーモデルの格安スマホ、moto g13、Redmi 12C、OPPO A77を紹介しました。
スペック比較や手持ちのOPPO A77を見ながら考えてみましたが、やはりおススメはmoto g13です。
2023年4月21日(金)発売のモデルですが、価格は22,800円(税込)と購入しやすい価格になっています。
古い機種からの乗り換えや格安SIMとともに使ってみたいユーザーにとっては、良い機種であると思います。
ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
▼OCNモバイルONEでは、Redmi 12Cが880円、OPPO A77が1100円で販売中
おススメのmoto g13
Redmi 12C
OPPO A77
コメント