みなさんこんにちは。しむまるです。
Redmi 12Cは2023年3月16日に発売された、オープンマーケット向けのスマートフォンです。

デュアルSIM、指紋認証、5000mAhバッテリー、5000万画素カメラ搭載など一見すると普段利用に問題ないスマホに見えます。しかし、隠されたデメリットがあることは購入前によく知っておく必要があると思います。
今回はRedmi 12Cを購入前に気をつけるべき点を紹介します。
コンテンツ
USBポートはmicro USB
充電やパソコンとの連携で利用するUSBポートですが、その端子はmicro USBとなります。
一昔前のAndroidスマホではこちらが主流でしたが、2018年頃のキャリア販売モデルからほとんどType-Cで統一されるようになりました。
最近ではエントリースマホでもType-Cを搭載するようになり、micro USBポートを採用するスマホはAmazonなどで販売している中国メーカー、Blackviewなどが販売するエントリースマホのごく一部のみとなりました。
そうした動向を踏まえると、この時期にmicro USBを搭載したスマホを購入することはデメリットになると思います。例えば、勤務先での充電用にもう一つケーブルを用意するなどのコストがかかります。
CPUはMediaTek(メディアテック)製のHelio G85
スマホの性能の指標となるAntutuベンチマークスコアは約20万となります。
これは同価格帯のスマホに搭載されるQualcomm社のCPU、Snapdragon 680の約27万と比較すると、約7万低く、その差はスマホの利用体験に影響しそうです。
また、モデムは4G通信までの対応で、5G通信を利用することはできません。
日本国内では今後5G通信のネットワークの整備が急速に進むことが考えられるため、4Gまでしか対応していないスマホを購入することはデメリットになる可能性があります。特に大手キャリアのSIMカードを利用しているユーザーは注意が必要です。
大手キャリアのユーザーは、格安SIMと異なり、5Gネットワークを利用できる環境にあるため、もったいないと言うことになります。
防水防塵等級はIP52
防水性能は防滴のみで、水が掛かった状態での利用はできません。水がかかった場合は、すぐに拭き取る必要があります。
防水タイプのスマホに慣れているユーザーは注意が必要です。
おサイフケータイ、NFCに非対応
最近はマイナンバーカードでの認証に、スマホが利用されるようになってきました。
本人の認証や各種手続きに、マイナンバーカードの読み取りが必要となるケースがあります。おサイフケータイやNFCに対応しているスマホの場合は、読み取りが可能となりますが、対応していない場合は読み取りができません。
マイナンバーカードを利用した手続きはコンビニの端末などでも利用できますが、おサイフケータイが使えないとなると、人によっては大きなデメリットを感じるかもしれません。
現在の機種でおサイフケータイを利用しているユーザーは、おサイフケータイが使えなくなってしまうため、十分な検討が必要になります。
メモリは3GBまたは4GB
OCNモバイルONEでは880円で購入できますが、こちらのモデルはメモリが3GB(仮想メモリ2GB追加可能)、ストレージが64GBのモデルになります。
家電量販店での販売もこちらの3GB/64GBモデルになります。
Amazonでの販売はメモリが4GB(仮想メモリ3GBを追加可能)、ストレージが128GBのモデルになります。
利用を長期的に考えるユーザーは、メモリが多いモデルをAmazonで購入したほうが良いと思います。
仮想メモリを利用して、メモリ増設ができるものの、この機能で劇的にパフォーマンスが改善されることは期待できないため、注意が必要です。
ミドルレンジスマホではメモリ容量は6GBが主流になってきているため、それを基準に考えると少なく、利用している中で不便を感じることがあるかもしれません。
センサーは加速度センサーのみ
近接センサーは、フロントカメラを利用した、バーチャル近接センサーとなっています。
また、搭載されるセンサーは加速度センサーのみで、かなり割り切った作りになっています。正直なところ、加速度センサーがあればスマホらしいことはできるため、大きな問題はないかなと思います。
電子コンパスがあるかないかも気になるところ。購入したら調べてみたいと思います。
流石に電子コンパスがないとしたら、向きが表示されないため、マップの利用などもあまり便利にできないと思います。
否定的なことを書きましたが、個人的には評価できるスマホ
上記色々否定的なことを記載しましたが、コスト増や円安の環境下でデザイン面や指紋認証、大容量バッテリーと5000万画素カメラを搭載するなど良い点があります。
OSも最新ではありませんが、新しめのAndroid 12を搭載しています。
中国版とは違い、バンド(周波数)対応も広く、日本のキャリアすべてをカバーしています。キャリア、格安SIM、どのSIMカードでも問題なく利用できます。
私はOCNモバイルONEのスマホセールを利用して、回線とともに880円で購入しました。
SIMカードの初期費用が3733円、1GB月額が770円で、1年間利用して解約と考えたとき、合計約13,853円となるため、通信付きで定価の19,800円を割る価格で1年使えると考えると、このOCNモバイルONEのキャンペーンはお得だと思います。
※別途、ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料がかかります。それでも13,900円くらいで済みます
micro USBでも気にならない、おサイフケータイは不要、スマホでゲームをしないユーザーには、問題なく使えるスペックでおすすめです。
デメリットもありますが、価格を考えると魅力もあります。気になっているユーザーはOCNモバイルONEでの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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