みなさんこんにちは。
今回は楽天モバイルの使い方について考えてみました。
楽天モバイル気になっているけど・・・という皆さんの気になる点などもあわせて紹介したいと思います。
コンテンツ
楽天モバイルの料金体系
楽天モバイルはシンプルな料金体系を売りにしています。
例えば、これも一般的な通信キャリアと契約していると信じがたいですが、1GBまでは0円なのです。
1GB 0円。1GBでできることは?
1GBでできることは、こちらの通りです。
ネット閲覧 約3,490ページ閲覧
メール送信 約2,090通
動画視聴(中画質)約4時間16分
Instagram 約1,024分
LINE(メッセージ) 約52万回
LINE(通話) 約56時間
Googleマップ(1回10分) 約1,432回閲覧
意外とできることは多いですね。
プラン料金は段階式。1GB/3GB/20GB/無制限
料金は容量毎に異なります。
1GBまで、0円
3GBまで、1,078円(税込)
20GBまで、2,178円(税込)
無制限で、3,278円(税込)

NTTドコモのプラン「5Gギガホプレミア」の料金は?
NTTドコモの「5Gギガホプレミア」の料金は、7,315円(税込)でデータ量無制限です。ただし、3GBまでなら、1,650円(税込)
無制限でも3,278円(税込)、しかも5G通信まで使えるというメリットまであります。
5Gは通信速度が速くなる一方で、データ消費が多くなるというデメリットもあります。このような状況からも、無制限3,278円は意外とお得な印象です。

auのプラン「使い放題MAX 5G/4G」の料金は?
「使い放題MAX 5G/4G」のプラン料金は、7,238円(税込)です。NTTドコモよりも若干安いですが、楽天モバイルの無制限料金に比べると、魅力に欠けます。

ソフトバンクのプラン「メリハリ無制限」の料金は?
「メリハリ無制限」のプラン料金は、7,238円(税込)です。こちらも、他社と似た料金設定です。
auと同様に、各種割引で4,928円(税込)で利用することができます。
ソフトバンクまでよくよく見てみると、割引のシステムもほぼ各社同様といえますね。
楽天モバイル私の使い方
私はほとんどの場合、1GBまで0円という運用をしています。サブスマホ用として利用しています。
楽天モバイルの罠
罠・・・なんて大層な言い方をしてしまいましたが、他社キャリアに無い、少し変わったサービス状況があります。
なんせ、格安SIM(ドコモ、KDDIのMVNO)の実績を除くと、できて間もないキャリアです。
エリアが他キャリアに比べて狭い
通信基盤(インフラ)の整備に多額の資金と期間を必要としています。仮想化ネットワークを利用し、構築コストや期間を抑えていると聞きますが、それでも他社が20年程度かけてやってきたインフラ整備を、数年で完璧に行うことは現実的に難しそうなことは想像がつくのではないでしょうか?
楽天モバイルは、現在、自社の回線とともに、KDDI(au)の回線を利用して、ネットワークを構築しています。
自社回線+KDDIとのローミングでネットワークを構築しています。
ローミングとは・・・ローミングは事業者間の契約により、利用者が直接契約している事業者以外の通信事業者に接続できるサービスです。よく耳にするのが、国際ローミングなどの言葉だと思います。これは日本のキャリアが、海外の通信事業者と契約し、その事業者で通信サービスを利用できる仕組みを指しています。
2021年10月には、ネットワーク整備が完了したエリアからは、KDDIのローミングを解除し始めているエリアもあります。

楽天モバイルでは、現在自社回線エリアを94%まで拡げており、2022年春までには96%に拡大することを目標に掲げています。
人口カバー率の話をするときに、意外とこの数パーセントがネックになるようです。キャリアの99%と比較すると微々たるものに感じるかもしれませんが、この差が大きいということを利用者は頭の片隅に入れておいたほうが良いと思います。
楽天モバイルのエリアマップはこちらです。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/?l-id=gnavi_area
エリアマップから、契約すべきかどうかを事前に確認し、問題がない場合は契約するといった検討が必要と思っています。
ただし、重要事項説明書に記載がある通り、「初期契約解除」にも対応していますので、万が一エリア等の問題で利用が合わない場合も契約解除が可能です。
無料通話には独自のアプリを利用する必要がある
無料通話を利用するためには、楽天モバイルの「Rakuten Link」アプリを利用する必要があります。
Playストアのリンク:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.rakuten.mobile.rcs
AppStoreのリンク:https://apps.apple.com/jp/app/id1498877539
インターネット電話に近いため、若干ユーザーの不満もあるようですが、仕事での利用でなければ、そこまで障害になることは無さそうだと感じています。
楽天モバイルのメリット
ちょっと脅しのようなことを言いましたが、利用用途によってはコスパの良い回線だと思います。
それでは、楽天モバイルの使い方について紹介していきますね。
サブスマホ用に

普段はそんなに使わないけど、何かあったときのため、またメインスマホのバッテリーが消耗したときのために・・・といった利用もできるのが楽天モバイルのいいところです。
なぜなら、1GBまで無料だからです。要するに、必要になるときが来なければ、たくさん使うことはないので、無料で維持できます。
※ただし、重要事項説明書に記載がある通り、この条件が適用される場合があります。
ご契約中であっても180日間のデータ通信が0GBおよび通話が0回の場合等において、当社から事前通知のうえ、回線の利用停止または解約をさせていただく場合がございます。
少なくとも、半年以内に何回か使うようにしましょう。事前通知があるため、過度な心配は不要と言えます。
タブレット用に
タブレット用の回線としてもおすすめです。
タブレットでは通話は利用できませんが、データが通信が無制限で利用できるため、大画面で動画コンテンツを利用するには向いていると思います。
パートナーエリア(KDDIのローミング)での利用は5GBまでとなっていますが、低速移行時も1Mbpsで利用できるため、動画コンテンツの再生なども問題ないスピードと言えます。
お子様の見守り用回線に
1GBまでの利用で無料という利点を生かし、お子様の見守りスマホに利用するという手もあります。
例えば、Rakuten Hand(楽天モバイルオリジナル機種)やUnihertz Jelly2を利用するという方法です。
Rakuten Handは現在12,980円(税込)とかなりお得な価格設定になっています。前機種のRakuten Miniと比較すると、バッテリー容量も増え見守り用途として安心できるスペックになっています。

Unihertz Jelly 2は、片手に収まるサイズのスマートフォンです。
大人であれば利用方法を選んでしまうスマートフォンですが、子供なら見守り利用から日々の活用まで大活躍できるスマートフォンだと言えます。

価格は2022年1月17日現在、24,549円(税込)となっています。
eSIM用のサブ回線に
楽天モバイルはeSIMにも対応しています。
eSIMとは、Embedded SIMのことで、埋め込め式のSIMを指します。
スマートフォン本体にSIMカードを差し込まなくても、QRコードをスキャンして、SIMプランを追加することができます。
現在、物理的なプラスチックのSIMカードを利用している場合、サブ回線として、追加することができます。
現在の回線を維持しながら、通話無料用の回線として、またはデータ専用回線として追加して利用することができます。
メイン回線の維持コストを低く抑えながら、足りない分は楽天モバイルを使いながら利用するという使い方です。
LINEのサブアカウント用に
LINEの利用には、電話番号でのSMS認証が必要となります。
通常のデータ通信専用SIMでは、SMSが利用できませんので、新しいLINEの開設などができません。
楽天モバイルは、格安で維持できる回線ながら、ちゃんと通話やSMSで利用可能な電話番号がついてきます。
これを利用して、サブアカウントを開設することができます。
ただし、iPhoneなどではサブアカウント用の設定ができませんので、ログアウトしログインしなおすなど少々不便な点もあります。
それを解決できるのが、これまで使っていたiPhoneです。
楽天モバイルでは、iPhone 6S以降のiPhoneで利用することができます。
これでサブアカウントを設定して利用することができます。
また、Androidではデュアルアカウントに対応した製品が多数あります。サムスンのGalaxyシリーズ、OPPO、Xiaomi、TCLのスマートフォンなどでは、2つのLINEアカウントを設定することができます。
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デュアルアカウントでの利用のメリット
会社の知人に教えるとか、SNSやインターネットで知り合った人に伝えるLINEとしては、自分の本当のアカウントでないため、教えるのが気軽です。メッセージが度々送られてくるときも、無視できるので安心です。
2つのアカウントを使い分けることができるメリットは大きいですね。
モバイルルーター用に。手持ちのすべてのデバイスにインターネットを
モバイルルータは通話やSMSができませんので、利用はデータ通信のみに制限されてしまいますが、例えば、スマートフォン、タブレット、PC、ゲーム機といろいろ普段持ち歩いている利用者のみなさんは、WiMAXルータやYモバイル、ソフトバンクで契約したルーターをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
楽天モバイルはもちろん、モバイルルーターにも利用することができます。
ルーターが一つあれば、スマホの足りなくなった高速通信の補助に、タブレット・PC・ゲーム機の利用に、すべて賄うことができるわけです。
しかも、通信量は無制限で3,278円(税込)です。
SIMフリールーターとの組み合わせで、便利に使うことができます。
こちら私も利用しているコンパクト・軽量のモバイルルータです。

他の格安SIMの補助回線用に
格安SIMを利用しているユーザーもこの5年程度で大きく増えてきたのではないでしょうか?
格安SIMは料金を下げてくれる一方、容量が超過すると低速になってしまい、月半ばで困っているという利用者もいるのではないでしょうか?
気持ちは1GB/3GBで収めたいと思っていても、利用状況によっては、増えてしまう・・・なんてこともよくあると思います。
そうした格安SIMに、楽天モバイルを追加することで、より快適に利用することができます。
1GBまでは無料、3GBまでは1,078円で利用できます。
例えば、3GBの格安SIMを利用していたら、3GB+1GB=4GBまで利用できるようになります。
1GBのプランなら、1GB+1GB=2GBで、2倍になります。
こうした使い方もできるので魅力的だと言えます。
povo+楽天モバイルなどの組み合わせでも利用できますね。※iPhoneでは、物理SIM+eSIMの組み合わせにする必要があります。

新規、MNP契約で3ヶ月無料+初めてお申し込みでだれでも5,000円相当分ポイント還元
楽天モバイルは初めての契約時に、最大3ヶ月無料となっています。この期間中にバリバリ使ってみて、楽天モバイルを評価するのも良いのではないでしょうか!
また、最初の申込で、5,000円相当の楽天ポイント還元を受けることができます。
さらにMNPでの申込なら、もう15,0000円相当、合計で20,000円相当のポイント還元を受けることができます。
回線だけの申込でこれだけのポイント還元を受けることができます。

こうしたキャンペーンを利用してお得に楽天市場でお買い物をしたり、楽天Payの利用に使ったり、できることがたくさんあるので、契約時のポイント還元も魅力と言えます。
※キャンペーンの適用には、お申し込みの翌月末日23:59までに、お申し込みした回線で「Rakuten Link」を用いた発信で10秒以上の通話を完了する必要があります。
まとめ
今回は、楽天モバイルの利用用途についてまとめてみました。
利用用途としてご紹介したのは、サブ回線としての利用用途ですが、1GBまで無料の恩恵を皆さんが受けることができればなと思っています。
その他もいろいろ便利な使い方があると思っており、今回紹介させていただきました。
楽天モバイルだけでなく、SIMフリースマートフォンや、プリペイドSIMカードなど、不明な点などあればLINEなどでもご連絡ください。
今回もご覧いただきましてありがとうございました。
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