みなさんこんにちは。
しばらくOPPOのSnapdragon搭載機を使ってきたが、ここに来て再びMediaTekチップを搭載した機器のコスパの良さに再び感動を覚えている。
みなさんはUMIDIGIというメーカーをご存知だろうか?
UMIDIGIは中国の深セン市にあるスマートフォンメーカーだ。
デュアルSIM、グローバルバンドに対応する、低価格なスマートフォンを企画、製造している。
私の知る限り、製品に搭載されているチップセットは、すべてMediaTek製だ。
このメーカーの製品はトレンドに合わせて、Type Cインターフェースやトリプル・クアッドカメラを採用したり、最近では赤外線温度センサーを搭載したりと、価格の割には不自由なく使える印象を持っている。
2021年のモデルでは、すべてAndroid 11に対応している点も嬉しいところだ。
また、UMIDIGIのソフトウェアは、Stock Android (標準Android)を採用しているので、余計な広告標準やサードパーティアプリなどの煩わしさに悩まされることもない。
そんな、価格中心、癖のないソフトといった魅力のある、中国ブランドUMIDIGIの比較的新しいモデルの、UMIDIGI A9を入手したのでレビューしたいと思う。
購入時点から、保護ケースやフィルムが装着されている。
付属品にはACアダプタやUSBケーブルも含まれている。
新しいOSでは、エンジニアモードによる特別な設定をしなくても、楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)にも対応している。
Rakuten Linkさえダウンロードして、利用設定をしてしまえば、あとは問題なく使える。
ただし、楽天回線エリア内でも、楽天回線が優先されずに、パートナーエリア回線に繋がっていることもあった。
ここでUMIDIGI A9のキースペックについて紹介する
OS: Android 11
CPU: MediaTek MT6762V(Helio G25)
RAM/ROM: 3GB/64GB
スクリーン: 6.53インチ、HD+解像度、アスペクト比20:9
リアカメラ: 1300万画素+800万画素(超広角)+200万画素(深度)
フロントカメラ: 800万画素
バッテリー: 5,150mAh(10W充電対応)
防水・防塵・撥水: 非対応
NFC・おサイフケータイ: 非対応
インターフェース: Type-C、3.5mmイヤフォンジャック
価格: 税込15,000円程度(Amazon)
UMIDIGI A9スペックについて感じること
ROM容量も64GBが下位モデルになるほど、価格が下がってきているのもここ最近のトレンドかもしれない。
数年前のフラッグシップモデルが、64GBのROMを標準的に搭載していたことを思うと、この点も市場の変化、コストの移り変わりと捉えることができるかもしれない。
それでいて、価格も15,000円を切るレベルなので、価格面のメリットはキャリア販売品の中古機を購入するより、バンド対応やデュアルSIM対応含めて、恩恵が大きいかもしれない。
一方、CPUの面で考えると、ローエンド向けのCPUと言える。
普段使うスマホの機能としては概ね問題はないが、アプリの起動〜画面の表示までの時間等は、人によっては遅いと感じることもあるかもしれない。
参考のためにGeekbench 5のベンチマークテストの結果を貼り付ける。
シングルコア:140程度、マルチコア:750程度といったところだ。ローエンドなスコアだ。
UMIDIGI A9を数日使ってみた感想
仕事で使うための設定も全て移し、数日試しに使ってみた。
CPUがローエンド向けなので、確かにもたつきを感じることもあったが、バッテリー持続も比較的よく、音声通話の品質も悪くないと感じる。
ただし、バイブレーションが弱い気がする。着信に気づかないことがよくあった。
64GBのストレージ容量は、仕事で利用する面では特に不自由を感じない。多くのアプリをインストールし、好きな音楽もストレージに直接入れたが、それでも空き容量は30GB以上あり、まだまだ余裕だった。
UMIDIGI製品はカメラのシャッター音がオフにできる点もいい。
静かな場所でも気兼ねなく写真の撮影が可能だ。
利用していた期間中も、お客さんの記者向けイベントがあり、参加したが、静かなカメラはとても役に立った。
いかがだろうか?あと少しお金を出せば、XiaomiやOPPOのミドルレンジを購入できるかもしれないが、この価格でそれなりのスペックとクオリティの製品が購入できるのは、UMIDIGIの魅力ではないだろうか。
Amazonでの購入が早くて安いのでおすすめだ。
UMIDIGI A9での写真撮影
風景画像のみだが、撮影した写真撮影のサンプルだ。
楽天モバイルでは、新規3ヶ月無料キャンペーンを実施中!
コメント