みなさんこんにちは。
OUKITEL のタフスマホは、いろいろなラインナップがあり、ローエンドからミドルエンドのラインナップが用意されています。
ローエンドもコスパの面では魅力的ですが、実用面を考えるとやはり、ミドルを選択したくなるものです。
ミドルの中でも一際目立って見えたのが、WP13 です。
こちらの端末は、5Gの通信にも対応しています。NTTドコモ5G NR バンド78、auの周波数帯の5G NR バンド77/78に対応しています。
画面はHD+と若干劣っていますが、それでもコスパ抜群のタフスマホと言えるのではないでしょうか。
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OUKITEL WP13 スペック
WP13のスペックを簡単に紹介します。
OS: Android 11
CPU: MT6833_5G-C, Dimensity 700 オクタコア
メモリ: 8GB RAM (LPDDR4X) + 128GB ROM (UFS 2.1)
ディスプレイ: 6.517インチ720*1600 HD+, 明るさ: 380nit
対応周波数: FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66
TDD:B38/40
5G: N1/N3/N38/N41/N77/N78 3G: B1/2/4/5/6/8/19 CDMA: B34/39 2G: B2/3/5/8 BC0/BC1
microSD: 最大1TB
SIMサイズ: Dual nano , SIM2とmicroSDは共用
リアカメラ: 4800万画素(IMX582 SONY)+200万画素+30万画素
フロントカメラ: 800万画素(IMX314 SONY)
Wi-Fi: IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth: 5.0
センサー: 加速度センサー、近接センサー、環境光センサー、コンパス、ジャイロセンサー、指紋センサー
NFC: 対応
イヤフォンジャック: Type-C
サイズ: 176mm*85.2mm*14.5mm
重量: 300g
OUKITEL WP13 外観について
外観は精密な印象を受けます。カメラの出っ張りも少なく、好印象です。
ファンクションキーがついています。
電源ボタン兼指紋認証センサーは端末の右側面に配置されています。
キャップ付きのSIMスロット、Type-Cインターフェースである点、イヤフォンジャックがなく、Type-Cと兼用である点には注意が必要です。
SIM2とmicro SDカードトレイは兼用となってます。micro SDカードを使う場合には、SIM2は使えませんので注意しましょう。
OUKITEL WP13 は技適取得済み?
海外の相互認証期間、Bay Area Compliance Labにて、一応、認証は取得しているようです。
工事設計認証のみみたいですが、外箱の表示にはちゃんと技適マークが印刷されていました。ソフトウエア上の表示にも早く対応して欲しいところです。
ソフトウエア上で表示できない点について認識しておく必要があります。
OUKITEL WP13のシステムUIなど
WP13はAndroid 11を搭載し、比較的新しいOSを採用した機種と言えます。
Android 12がリリースされましたので、最新ではありませんが、それでも新しい部類には入るでしょう。
ランチャー(ホームアプリ)の構成はiPhoneなどと同じ、1階層式になっています。Googleのフィードは非表示の選択も可能です。
ストレージは初期の状態で、システムが約9GBを占有しています。
OUKITEL WP13を数日使ってみた感想
UIの動作、パワー共に満足いく製品です。
3.5mmジャックが無い点はノーチェックでしたが、本機はType-C、イヤフォンジャックの変換アダプターが必要になります。
日本語入力はGboard との相性が悪い
何故かGboardとの相性が悪いです。調子が良い時は、普通に使えますが、調子が悪くなると勝手に変換が確定されたりして使いにくい印象を受けました。
フリーのキーボードはSimejiやWnn Keyboard Labが使えるので、問題ありません。入力に違和感を感じた場合は、置き換えをおすすめします。
Simeji
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.adamrocker.android.input.simeji
Wnn Keyboard Lab
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.omronsoft.wnnlab
それ以外の動作については、たまにLINEやTeamsの通知が来ないなどです。
バッテリーの消費に関する設定を変えても、問題はあまり変わりありませんでした。
カメラについては、UMIDIGI BISON Proの方が安定した画質です。
WP13では、ピントがあいにくく、少しストレスを感じます。またフロントカメラは環境光に適応するまでに、数秒かかり、特に暗所での撮影は苦手なようです。
メインカメラでの撮影
気になる点は色々ありますが、バッテリー持ちも良く、5G対応、しかも防水防塵対応なので、魅力が多い端末ではあります。
OUKITEL WP13で楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)は使える?
MTKのエンジニアモードで、設定を変更すれば利用できますが、そのままの設定では利用出来ません。
手順はこちらの通りです。
電話アプリで、*#*#3646633#*#*を入力します。
Network Selectingのメニューにて、楽天モバイルのSIMを入れたスロットを選択します。
NR/LTEを選択します。
次に、Misc Feature Configをタップし、hvolteと表示されている項目をタップし、再度hvolteをタップします。(この操作は再起動後やSIM入れ替え後に必要です)
すると、VoLTEがアンテナアイコンの隣に表示されます。
チップが新しいチップのためか、この機種は、ドコモ系、楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)のSIMカード同時待ち受けでVoLTEを使うことができます。
この点はとても便利になりましたね。
そのほかに試したSIMカードは、ドコモのahamo、OCNモバイルONE、povo2.0です。
いずれも利用可能で、povo2.0では5Gとアンテナアイコンの横に表示されました。5Gの電波を掴んでいるようです。
まとめ
OUKITEL WP13は、タフスマホの中でも5Gに対応、バッテリー容量も5280mAhと、一般的なスマホと比較するととても大容量で、使っていてこの点は安心です。
カメラが弱いなと言う印象はありますが、カメラを多用しない限り、心配は不要です。
キャンプやアウトドアスポーツなどに利用できる心強い味方になってくれるのではないでしょうか。
5G(Sub-6)にも対応しているので、今後の5Gエリアの拡大されれば、ますますWP13の活躍の場が広がることは間違いないでしょう。
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