みなさんこんにちは。
AQUOS wish2が2022年6月23日にY!mobile、6月24日にNTTドコモより発売されました。
2022年6月24日時点で、オープンマーケット向けのSIMフリーモデルは発売されていません。また計画も今のところ情報はありません。そのため、入手する経路はY!mobileで購入するか、NTTドコモで購入するかのどちらかになります。
また、前モデルの「AQUOS wish)」はY!mobileモデル(SIMフリー)で約15,000円で購入できるなど、契約なしで手軽に購入できます。これらの点を踏まえて、まずAQUOS wishとAQUOS wish2の類似点、相違点を見ていきます。
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AQUOS wish2/AQUOS wish比較
違いは、おおむね「カラー」、「CPU」と「対応バンド」といったところで、サイズや重量をはじめとして、その他の項目は、全く同じといったところです。NTTドコモでは、ホワイト、チャコール、ブルー、コーラルの4色、Y!mobileではオリーブグリーン、アイボリー、チャコールの3色が販売されています。NTTドコモ版はeSIM非対応のため注意しましょう。
サイズや重量まで同じなので、パーツも同じものを利用していると思います。AQUOS wishでは、ディスプレイの操作感に不満があるユーザーも多数いますので、この点は注意しておいた方がよさそうです。
比較項目 | wish2 | wish |
サイズ(重量) | 約147mmx約71mmx約8.9mm(約162g) | 約147mmx約71mmx約8.9mm(約162g) |
カラー | NTTドコモ:ホワイト、チャコール、ブルー、コーラル Y!mobile:オリーブグリーン、アイボリー、チャコール |
オリーブグリーン、アイボリー、チャコール |
CPU | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 480 5G |
メモリ | RAM 4GB/ROM 64GB | RAM 4GB/ROM 64GB |
カメラ | メイン 1300万画素/フロント 800万画素 | メイン 1300万画素/フロント 800万画素 |
ディスプレイ | 約5.7インチHD+ 液晶 | 約5.7インチHD+ 液晶 |
バッテリー | 3730mAh | 3730mAh |
USBポート | Type-C (USB PD Revision 3.0) | Type-C (USB PD Revision 3.0) |
対応バンド | 【5G】Band n77/n78/n79 【4G(LTE)】Band 1/2/3/5/7/8/12/17/18/19/39 【3G】Band 1/2/5/8 |
【5G】Band n3/n28/n77/n78/n79 【4G(LTE)】 Band 1/2/3/5/7/8/18/19/28/38/39/41 【3G】Band 1/2/5/6/8/19 |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (Wi-Fi 5) | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (Wi-Fi 5) |
Bluetooth | 5.1 aptX対応 | 5.1 aptX対応 |
防水等級 | IPX5/IPX7 | IPX5/IPX7 |
防塵等級 | IP6X | IP6X |
MIL規格 | MIL-STD-810H 18項目 | MIL-STD-810H 18項目 |
生体認証 | 指紋 | 指紋 |
eSIM | NTTドコモ:非対応 Y!mobile:対応 |
対応 |
おサイフケータイ/NFC | 対応 | 対応 |
付属品にACアダプタ、USBケーブルは含まれません。ない場合はあらかじめ用意しましょう。
Snapdragon 695 5GとSnapdragon 480 5Gパフォーマンスの違い
動作や操作性の快適さを決めるのはCPUと言っても間違いないでしょう。wish2では、AQUOS sense6よりも上位となる、Snapdragon 695 5Gプラットフォームを採用しています。
Snapdragon 480 5GとSnapdragon 695 5Gのパフォーマンスの違いがどれくらいか、一般的な指標をもとに見比べてみます。(※wish2/wishでの測定ではありませんが、一般的にCPUの性能に依存するため、wish2/wishでも同等と考えられます)
CPU | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 480 5G |
Geekbench5(シングルコア) | 約600 | 約500 |
Geekbench5(マルチコア) | 約1800 | 約1500 |
AnTuTu v8トータルスコア | 約39万 | 約38万 |
性能だけ見るとかなり向上しており、AnTuTuでは約10万近く差が開いています。Snapdragon 695 5Gは、XiaomiのRedmi Note 11 Pro 5Gや、OPPO Reno7 Aにも搭載されるなど、ミドルレンジスマートフォン向けのCPUで、AQUOS wish2のようなローエンド寄りの製品に入っていることは珍しいです。というのも、Snapdragon 480 5Gの調達は難しくなっているようで、その代替としてSnapdragon 695 5Gが採用されたようです。
SHARPが変なことしていなければ、ミドルレンジスマートフォンと同じ操作性が体験できることに期待です。
ahamoでの購入もお得。Y!mobileなどの販売価格
ミドルレンジスマートフォンのCPUが入っていながら、価格が非常にお得です。Y!mobileの新規、シンプルM/Lでの申し込みが最安で、5,040円(税込)となっています。NTTドコモ(ahamo含む)では、MNPは5,500円(税込)でお買い得です。ahamoにMNP予定のユーザーにもオススメです。
種別 | 新規・機種変更 | MNP |
NTTドコモ/ahamo | 22,000円(税込) | 5,500円(税込) |
Y!mobile | 10,080円(シンプルM/L、税込)/13,680円(シンプルS、税込)/19,440円(機種変更、税込) | 5,040円(シンプルM/L、税込)/8,640円(シンプルS、税込) |
▼Y!モバイル公式
https://www.ymobile.jp/lineup/a204sh/
▼NTTドコモ公式
https://www.docomo.ne.jp/product/sh51c/?dynaviid=case0015.dynavi
まとめ
AQUOS wishとAQUOS wish2では大きな違いは、CPUにあります。wish2ではSnapdragon 695 5Gを搭載していますので、ミッドレンジスマートフォン並みにスムーズな動作が期待できます。一方、ディスプレイは同じパーツを利用している可能性があるので、過度な操作感の期待はしないほうがいいと思います。
Xiaomi Redmi Note 11 Pro 5Gやmoto g52jなどと比べると、デザインいまいちですが、中身はそこまで変わらないので、安く済ませるにはオススメな機種だと思います。なんせ、MIL-STD-810Hに準拠していますので、少々乱暴に扱っても、壊れることは無さそうです。防水、防塵にも対応しているのはありがたいですね。また、おサイフケータイ、NFCも対応していますので、日本の小売店だけでなく、海外に行ったときにもGoogle Payで便利に使えます。
ahamoではプラン容量内で、海外データローミングも使えます。日本国内で普段もバリバリ使えて、海外旅行のお供にもなるAQUOS wish2を検討してみてはいかがでしょうか。
※AQUOS wish2の対応バンドから、ほぼ全世界で利用できそうです。
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