povo2.0はガラケーでも使える。申し込み方法、ガラケーの設定方法

TORQUE X01 開いた状態

povo2.0は基本的に0円プランで、使い方によっては、少ない費用で電話番号を維持できるKDDIの格安プランです。
※180日間トッピングの購入がない場合は、メールによる通知があり、その後、契約解除になります。

これまでahamo(アハモ)を利用してきましたが、無料通話+20GBで4070円+ユニバーサルサービス料はお得といえばお得なのですが、20GBも使わないため、もっと気軽に少ない費用で通話とデータ通信を利用できればと思い、povo2.0に乗り換えました。

povo2.0の利用端末として、TORQUE X01(KYF33)を選定しました。タフな外観に惚れてしまいました。(笑)さすがに、G'z One TYPE XX KYY31は中古でも44,000円程度するため、TORQUE X01(KYF33)が相応かなと思い、組み合わせて使うことにしました。povoでは動作確認されていませんが、動作確認済みのGRATINA KYF37とほぼ同じ世代の製品のため、使えるかもという期待もありました。
京セラ - TORQUE X01(KYF33)

それではpovo2.0の申し込み~開通、TORQUE X01(KYF33)の設定について紹介します。

ガラホで使う場合のpovo 2.0の申し込み方法

povo2.0の申し込みは、スマートフォンにpovo2.0のアプリをインストールし、アプリから申し込みを行います。ガラホであるKYF33を使うための申し込みにも、スマートフォンが必要となる点については、矛盾していますが、povo2.0自体がアプリからの申し込みしか受け付けないフローとなっているため、利用者としては従うしかありません。

申込中の手続き、フローについては特別なものはありませんので、安心してください。氏名、住所、連絡先、決済用のクレジットカードを登録し、eKYC認証に進み、手続きは10分ほどで終わります。

発送は手続き完了の時刻によりますが、私の場合は、14:30頃に手続きが完了し、即日で発送され、翌日には到着しました。(岐阜県在住)

povo 2.0開通手続き

申込時に利用したpovo2.0アプリをインストールしたスマートフォンから、アプリを開き、SIMカードを有効化するを選択し、手順に従い、SIMカードの台紙のバーコードをスキャンし、しばらくするとSIMが使えるようになります。

povo 2.0開通処理

povo 2.0開通処理(povo2.0ウェブサイトより)

povo 2.0開通処理

SIMをセットし、TORQUE X01(KYF33)を起動する

povo2.0のSIMカードをTORQUE X01(KYF33)にセットし、起動します。この状態でステータスバーにアンテナピクトが表示されれば、通話ができる状態になっています。

続いてデータ通信を利用するために、設定をします。

TORQUE X01(KYF33)データ通信をするための設定

データ通信を利用するためには、APN設定が必要です。APN設定の方法は、次の手順です。

Step 1:APNを登録する

「設定」→「無線・ネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」の順に操作し、電話帳ボタン(メニューに相当するキー)押し、「追加」を選択し、以下の項目を埋めます。

TORQUE X01無線・ネットワーク画面

TORQUE X01無線・ネットワーク画面

TORQUE X01モバイルネットワーク画面

TORQUE X01モバイルネットワーク画面

TORQUE X01 APN設定画面

TORQUE X01 APN設定画面

名前:povo
APN:povo.jp

その後、カメラボタン(保存に相当するキー)を押し、APNの登録は完了です。

Step 2:APNを選択する

Step 1で登録したAPNを選択します。これで設定は完了です。

TORQUE X01 APN選択画面

TORQUE X01 APN選択画面

Step 3:動作確認

Wi-Fiに接続している場合はWi-FiをOFFにして、データ通信の疎通を確認します。

ブラウザを開き、Googleのページなどを表示してみて、表示されれば設定完了です。

TORQUE X01(KYF33)がおススメなポイント

外観が変わっているとか、頑丈など様々ありますが、主に次の点が魅力的だと思い、TORQUE X01(KYF33)を選定しました。

TORQUE X01(KYF33)おすすめな理由
・中古価格が比較的安価(私は7,000円で購入)
・外側ディスプレイがモノクロ液晶で時刻等情報が確認しやすい
・頑丈で防水防塵に対応している
・キーが押しやすそうだった
・カメラが1300万画素
・au VoLTE対応
・auの周波数帯(Band 1/26)に対応
・Wi-Fiテザリングに対応
・ブラウザが使える
TORQUE X01 開いた状態

TORQUE X01 開いた状態

TORQUE X01 閉じた状態

TORQUE X01 閉じた状態

TORQUE X01裏面

TORQUE X01裏面

TORQUE X01(KYF33)の利用で気を付けること

LINE

すでにLINEはフィーチャーフォン(ガラケー)向けのサポートを終了しています。一応プリインストールされていますが、利用はあまりお勧めしません。

おサイフケータイ

また、おサイフケータイもガラケーでの利用はサポートしなくなっていますので、使わない方が良いと思います。

メール

TORQUE X01(KYF33)は基本的にauでの契約を前提とした製品のため、メールは使えません。その他のEメールクライアントのアプリはありませんので、どうしてもメールを確認したいときはブラウザメールを利用することをお勧めします。

SMSはメールボタンの長押しで起動できます。

アプリのインストールは不可

TORQUE X01(KYF33)はPlayストアには対応していません。また、Android OSは古く、Android 5.1.1を搭載しています。ADBコマンドなどを利用し、強制的なインストールも試してみましたが普段利用しているアプリはインストールできませんでした。

LTEバンド対応はB1/26のみ

LTEバンドの対応はB1/26のみとなります。対応するVoLTE方式は「au回線のみ」となりますので、au以外のキャリアを利用する場合はVoLTEが利用できません。そのため、au系の回線、au直、povo、UQ mobileなどから回線を選択することをお勧めします。

当方で試した回線は次の2回線で、いずれも音声通話、データ通信動作可でした。

BIGLOBE タイプA
povo 2.0

スマートフォンとの向き合い方を考えて到達したフィーチャーフォン(ガラケー)の利用

最近スマートフォンへの執着?が薄れてきて、またガラケーの良さに立ち返るようになりました。スマートフォンの操作はLINEやWe Chatなどのメッセージのやり取り、スマートフォンじゃなければ処理できない対応のみに絞るようにして、こちらのガラケーとPCの組み合わせでいろいろな事をこなすようになりました。

社会的にはスマートフォンがないとできないこともかなり増えてきてしまいましたので、持たないという選択ができなくなりつつありますが、そんな中でも、なるべく使わないというポリシーでスマートフォンと接することを決めました。

基本的にはパソコンとデータ通信、電話さえあれば、仕事もできるし必要な事務ができることはわかりました。

新しい機種が出ると気になって購入するなどしてきましたが、結局どれだけ良いツールを持ったとしても、使い方次第で良くも悪くもなることがわかりました。残念ながら自分には、良いツールを持っても使いこなせる才能がなく、むしろ自分の生活や心の状態を悪くしてしまうようにしか使えていないことを認識しました。

スマホから少し離れてみて感じたことは、スマホでできることのほとんどはパソコンでできますので、そこまで不自由がないということです。

スマートフォンはチャットのやり取り、マップや翻訳アプリなどの利用などで十分だなと思いました。

スマートフォンを長期間利用してきたせいで、明るいスマートフォンの画面を見ると、目が痛くなるような違和感を覚えるようになりました。そこまで、自分がスマホにビビるようになったんだなと思うとちょっと残念です。

TORQUE X01(KYF33)の購入先

中古品が楽天市場やAmazonで購入できます。私は状態:可(Cランク品)を7,000円で購入しましたが、外観はよく、販売業者によっては満足いく状態の端末が手に入るかもしれません。

おすすめは、みんなのすまほでおなじみのニューズドテックさんです。

TORQUE X01(KYF33)のpovo2.0での利用まとめ

TORQUE X01(KYF33)をpovo2.0で使えることがわかりました。タフなガラケーを検討されている皆さんはぜひお試しください。povo2.0以外でもBIGLOBE (タイプA)での利用も確認できました。

しむまる
しむまる
povo2.0の申し込み、開通、プラン設定にはpovo2.0アプリをインストールしたスマートフォンが必要なのでご注意ください!

▼povoは基本料0円から

povo

▼povo公式対応機種のGRATINA KYF37

ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。