何年もの間、ファーウェイは、ファーウェイブランドとHonorブランドのスマートフォンにKirinのチップセットを採用し続けてきました。
ところが、9月の米国による禁輸政策の見直しにより、スマートフォンへのKirinチップセットの搭載ができなくなりました。
最近のファーウェイブランドのスマートフォンに、MediaTek製のDimensityシリーズが多く搭載されているのは、これらの理由によるものです。
中国国内の最新の情報によると、次のファーウェイ製品にQualcommのSnapdragonチップセットを搭載する予定だということです。
中国国内のメディアによると、Qualcommはファーウェイに出荷する許可を与えたとのことです。
これにより、次のファーウェイ製品にSnapdragonを搭載した製品が登場する可能性が出てきました。
先月、ファーウェイはMate 40シリーズを発表しました。
Mate 40 ProとMate 40 Pro+は5nmプロセスのKirin 9000を採用しています。
チップセットの不足により、Mate 40 ProとMate 40 Pro+の販売が困難となることが伝えられています。
第一四半期には、ファーウェイは次世代モデルのP50シリーズを発表すると見られています。
米国の禁輸措置により、TSMCとの取引が許可されない場合、P50シリーズでは、Snapdragon 875シリーズの搭載も視野に入っています。
Mate 40シリーズも同様にSnapdragonを搭載したモデルが登場する可能性も出ています。
Qualcommとの取引は、TSMCがファーウェイと取引ができるようになるまでの一時的な可能性があります。中国市場向けには、MediaTek製のチップセットを多数在庫しており、これらのチップセットが今後も利用できる見込みです。
Source: Qualcomm to Reportedly Supply Chips to Huawei
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