トランプ大統領がTikTokを禁止は多くの注目を集めましたが、米国企業はWe Chatの禁止を警戒しています。
ウォールストリートジャーナルによると、アップル、インテル、その他の非テック関連の企業(ディズニー、フォード、ウォルマート)は、We Chatの相互的な禁止に関心が集まっているとしています。
これらの企業は、トランプ政権に対し、範囲を明らかにし、範囲を限定し、テンセントのメッセージアプリ(We Chat)を禁止しないように要求しています。
彼らは国際版のWe Chatアプリを禁止を受け入れるが、中国版のWe Chatアプリを許可して欲しいとしています。
関連した企業はコメントを拒否した、またはリクエストに応じていません。
トランプ政権は、中国は膨大な情報をユーザーから集めているとし、アメリカ人や中国の駐在員を共産党の監視下にさらすこととなり、We Chatはセキュリティ上のリスクがあると主張しています。
テンセントはプライバシーを保護を維持するが、中国国内では保証できないとしています。
We Chatの全面的な禁止により、アップルのような中国国内でビジネスをする米国企業にとっては大きな打撃となる可能性が高いです。
We Chatは中国国内では、社会的に必須なツールとされています。
コミュニケーションツールとしてだけでなく、ショッピングまでにも利用されるツールで、中国で最も重要なアプリの一つです。iPhoneのAppStore向けの掲載が禁止された場合、中国国内でのiPhoneの販売には、代替の方法が必要になります。
アナリストのMing-Chi Kuo氏によると、We Chatの禁止により、アップルは30%の出荷の減少になるとされています。
他の企業は、We Chatでの広告掲載やWe Chatでの支払いを停止されると、大きな損害がでるとしています。また、企業はテンセントの他のサービスから切断されないか心配しています。
これはユーザーがアップルのデバイスを使用するかどうかに関係なく影響があるとしています。
米国のテック関連企業がWe Chatを提供し、販売することを妨げる可能性もあります。
またアップルのモバイル市場でのシェアが減少し、Googleがますます優位になる可能性も出ています。
Source: Apple, Intel urge Trump to rethink WeChat ban
アメリカって本当にすごいですね。
アップルはメーカー、ブランドとしても頑張ってほしいので、We Chat禁止は思いとどまって欲しいですね。
経験談ではありますが、We Chat無しでは中国でビジネスできないと本当に感じます。
今回もご覧いただきましてありがとうございました。
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