FCNTと親会社のREINOWAホールディングスが民事再生手続きを開始

FCNTとREINOWAホールディングスは5月30日、東京地方裁判所に民事再生手続きを申し立てました。

22年3月期の負債はFCNTが約733億6000万円、JEMSが約367億9000万円、REINOWAホールディングスが約329億5600万円で、3社合計は約1431億600万円となります。

これにより、FCNTのarrowsブランドの携帯電話端末の製造・販売事業は速やかに停止され、修理・アフターサービス事業は一時停止となりました。

なお、ドコモ、au、ソフトバンクは今後もarrowsブランドの携帯電話端末の販売やサポートは続け、直ちに利用しているユーザーに影響は出ないものと考えられます。

今後が心配なユーザーはソニーやSHARPなどの国内ブランドのスマートフォンへの乗り換えを検討しても良いかもしれません。

▼FCNTが民事再生、大手スマホメーカーでは初-帝国データ(Bloomberg)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-30/RVGI40T0AFB401

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2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。