クアルコムはSnapdragon 865+を発表しました。
3GHzを上回るクロックスピードを誇る最も速いチップセットです。
昨年、ROG Phone IIが登場し、Snapdragon855+を搭載しクロックスピードは2.96GHzでした。
Snapdragon 865+では、クロックスピードは最大3.1GHzまで上昇させることができ、ノーマルのSnapdragon 865の2.84GHzと比較して、約10%向上しています。
ノーマルのSnapdragon 865と同様に、865+では144Hzのリフレッシュレートのディスプレイをサポートしています。
Adreno 650もクロックスピード向上の恩恵を受けており、ゲームで必要とされるフレームレートに到達する可能性が10%向上しています。
もう一つのハードウェア上の変更点は、FastConnect 6900に変更となった点で、これによりWi-Fi 6E、Bluetooth 5.2に対応が可能となりました。
モデムは外付けのX55を搭載し、グローバル5Gバンドの6GHzとミリ波両方を利用することができます。
すでに搭載機種はROG Phone3と、Lenovo Legionが決まっています。
Lenovoは今月発表予定、ASUSは7月22日に発表予定です。もちろん、その他のメーカーもフラッグシップモデルには採用するものと考えられます。
Source: Snapdragon 865+ unveiled with 10% CPU and GPU boost, Wi-Fi 6E support
グローバル市場ではゲーミングスマホが好調なんですね。
日本ではゲームは高額賞金が出せないない点や、母体組織が既得権により支配されているなどよく分からない状態になっていて、魅力的な市場には見えなくて残念ですね。
今回もご覧いただきましてありがとうございました。
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