今回はmoto e7 powerをご紹介したいと思います。
ローエンド端末ですが、CPUにはMediaTekのHelio G25を搭載しており、発表時から気になっていました。Helio GシリーズはGamingのGから来ており、ゲーム向けにもパフォーマンスが良いとされています。
RAM 2GBながら、「Android 10 Go Edition」ではなく、Android 10がインストールされています。
そんなmoto e7 powerを見ていきたいと思います。
箱裏面に本体の外観、特徴が印刷されているちょっと変わった印象です。(笑)
コンテンツ
moto e7 powerスペック
スペックはこちらの通りです。
1万円後半のエントリーモデルです。スペック表には記載されていませんが、カメラはシャッター音を無音に設定できる機能があります。
バッテリーが5,000 mAh、撥水コーティングがされていたりと、みどころはありますね。ただやはりローエンドなので、万人にオススメという端末ではありませんね。
パッケージ、外観など
外箱の裏面には、本体の写真が掲載されています。
箱を開けると、出荷時フィルムが貼り付けられた本体が入っています。
説明書(簡単な操作ガイド)が入っています。
その他の付属品はACアダプタと、USB Type-Cケーブル、です。
イヤフォンはブラックですが、デザインはAppleのものに近いですね。
本体です。フィルムをはがすとディスプレイが現れます。色合いは自然です。
本体の裏面です。プラスチックですが、安っぽさは感じません。「M」ロゴが指紋センサーになっています。
「コーラルレッド」を購入しましたが、オレンジ色?と思える色です。
本体は200gありますが、縦長ディスプレイの為か、数値よりも軽く感じます。
本体右には、上部に「Googleアシスタントボタン」が、その他ボリューム、電源ボタンが搭載されています。
本体左には、SIMスロットがあります。
本体上にはイヤフォンジャックがあります。
本体下部にはType-Cインターフェースがあります。
今回のモデルには、TPUケースが付属していませんでした。傷が気になる方は、ケースやフィルムを購入しておいた方がいいですね。
UI、OS設定など
Android 10がプリインストールされています。こちらがホーム画面です。
アプリの一覧です。
Google関連のアプリや、Facebookがプリインストールしていますが、その他のプロモーションされたサードパーティのアプリはありません。
ストレージについては、購入時には32GBのうちの11.9GBが使用済みになっています。
システム画面は以下のとおりです。
クイックパネルです。
ダークテーマにも対応しており、このように目にも優しい構成になっています。
日本の技適も取得済みで日本国内でも安心して利用できます。
プリセットAPN
格安SIMなどを利用する際に必要となるAPN設定は、NTTドコモ系は以下のような構成になっています。
割と多くのプロバイダが登録されています。初心者の方も、選択するだけで終わりですので安心して使えそうですね。
ベンチマークスコア
Geekbench5でスコアを計測してみました。
シングルコア:133、マルチコア:495でした。
AnTuTuベンチマークは途中でアプリが落ちてしまい、計測できていません。
マルチタッチ
マルチタッチは10点でした。
対応センサー類は?
ジャイロや電子コンパスには対応していないようです。
AIDA64でのスクリーンショットはこちらです。
写真撮影
カメラUIはこちらです。設定画面には、シャッター音のON・OFF切替スイッチがあります。
くもりの環境下での撮影を試してみました。
こちらの写真は晴天の環境で撮影しました。
同じローエンドで比較すると、UMIDIGI A7Sがキレイで、広角切り替えもできて良いと思いました。
あまり写真撮影を試していませんので、試しましたらまた改めてご紹介します。
位置測位
受信感度は悪くありません。屋外でGPS testを試してみましたが、下のスクリーンショットの通りです。
楽天モバイルは使えるのか?
結論としては、データ通信のみなら可能でした。
今回より、MTK Engineer Modeが利用できないような処理がされていまして、IMSなどの設定ができませんでした。
SMSも受信できないため、Rakuten Linkの開通もできません。
「ForceLTE」アプリを利用し、LTE Onlyに設定することで、データ通信のみは利用可能でした。
ルーターとして使う前提ならこの方法で可能ですが、楽天モバイルを100%満喫するためには、moto e7 powerはおすすめできないですね。Rakuten Linkの開通ができませんので、ポイント還元なども受けることができません。
moto e7 powerを使ってみた感想
200gだけど印象としては軽い
200gなので、若干ずっしり感があるかと思っていましたが、180g前後のスマートフォンとそれほど違いを感じませんでした。
画面のスクロール時に若干カクツキが発生
Googleのニュースフィードなど、スクロールでカクツクことがあります。
指紋認証はワンテンポ遅い。でも正確
指紋認証はmoto e6sと比較するとワンテンポ遅いですが、正確で失敗することはほとんどありませんでした。
moto e6sとmoto e7 powerの違いは?
一番うれしい違いは、Type-Cインターフェースではないでしょうか?e6sではmicro USBでした。一番はバッテリーじゃないの?と突っ込まれそうですが、最近のデバイスの充電インターフェースはType-Cがほとんどですので、micro USBケーブルを持ち歩くのが結構面倒だと感じます。
もちろんバッテリー容量も「e6s」の3,000mAhから、5,000mAhに拡張されています。そのため、バッテリーの持続性も、体感できるほどの違いがあります。e6sでは使い始めるとモリモリ減っていたのが、e7 powerでは操作しても穏やかな減り方だと感じます。
まとめ
16,800円(税込)で新品が購入できてしまうのは魅力です。
パフォーマンス的にはmoto e6sと変わりがありませんが、バッテリー容量が5,000mAhになっていたり、Type-Cインターフェースを採用していたり、少し進歩を感じるハード構成となっています。シャッター音がOFFにできる点も地味に魅力と言えます。(OPPOやXiaomiは、日本市場向けの製品ではOFFにできません)
CPU自体はHelio P22もHelio G25自体もスペック的にはあまり変わりません。なので、パフォーマンスとしては、ほとんどmoto e6sと変わりがありませんね。YouTubeを見たり、ブラウジングに使うには問題なさそうなハードウェア構成です。
コーラルレッドはきれいなオレンジといった色合いで、カジュアルな雰囲気がいいですね。
moto e7 power にオススメの回線は?
ドコモ、au、ソフトバンク回線に対応しています。
格安SIMでは、OCNモバイルONEや、BIGLOBEモバイルがオススメです。
BIGLOBEモバイルでは、現在3GBプランが6か月間400円で利用できるキャンペーンを実施中です。
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今回はmoto e7 powerを紹介しました。 今回もご覧いただきましてありがとうございました。