OCNモバイルONE(新コース)について調べました。ネットの口コミ・評判は?

格安SIMの契約回線は、2019年9月末時点で1,405万回線に到達しており、徐々に利用している人が増えつつあります。

・国内MVNO市場規模の推移(2019年9月末)
https://www.m2ri.jp/news/detail.html?id=381

日本には格安SIMは多数ありますが、そんな中でも私も現在契約中の、OCNモバイルONEについて調べてみました。



私は2009年頃から格安SIM(当時はMVNOという呼び方のほうがしっくりきました)を利用していました。
日本通信という老舗のMVNOですが、当時は3G端末が主流で、速度も128kbpsなどの低速で月額1,000円程度であったことを覚えています。

懐かしいですね。

さて、前置きが長くなりましたが、NTTコミュニケーションズが提供するサービス、OCNモバイルONEの新コースについて紹介します。

SIMカードの種類は?

SIMカードの種類は次の中から選べます。

音声回線
SMS付き回線
データ通信専用回線

一般的な格安SIMと同様で、用途に応じて申し込む回線を選ぶことができます。

用途に応じて使い分けが可能

音声回線、SMS付き回線、データ通信専用回線の3種類があります。
音声回線
通話で使いたい場合は、「音声回線」を選びます。
音声回線には、SMS送受信とデータ通信の機能も付いています。
いわばフルスペック回線といえます。
【主な利用用途】
電話ができるメイン回線として使うことができます。

SMS付き回線
データ通信とSMS送受信機能を利用することができます。
本人認証が厳しくなってきた昨今では、SMS認証が必要となるSNSアカウントの認証用のSIMカードとして利用するのも良いと思います。
【主な利用用途】
サブスマホでの利用や、ガラケー+スマホ(LINE, Facebook)など2台持ち用回線に適しています。

データ通信専用回線
データ通信のみの利用が可能です。
SIMカードに電話番号と同じ10桁の番号が付いていますが、電話やSMSを利用することはできません。【主な利用用途】
タブレットやモバイルWi-Fiルーター、サブスマホでの利用に適しています。

利用できるSIMカードのサイズは?

最近主流の3 in 1のマルチタイプとなっており、nano、micro、標準すべてのサイズ対応しており、利用する端末に合わせて、切り取って使うことができます。

こちらは実際に私がOCNモバイルONEを申し込んだときのSIMカードです。

SIMの切り取り、取扱について

こちらに記載があるように切り取って利用します。

手袋を取り付けるほど気を使う必要はありませんが、SIMカードはデリケートです。
端子面が凹んでしまうと、本体の端子接点と接触することができずSIMを読み込めなくなることもあります。

SIMは端子面に触れないようにして、丁寧に扱いましょう。

料金は?

まず、事務契約手数料やSIM自体の初期費用が掛かります。

初期費用と月額費用について紹介します。

※料金については、括弧内に税込の料金を表示しています。

初期費用は?

初期手数料とSIMカード手配料が、初回の請求時に発生します。

【初期費用】
初期手数料 3,000円 (税込3,300円)
SIMカード手配料 394円 (税込433.4円)

必ずかかってしまう費用なので、注意しましょう。

月額料金は?

OCNモバイルONE(新コース)の料金は、OCN光を使っている場合、OCN光モバイル割が適用され200円引きになります。
この点はOCN光を使っている方にはメリットだと言えます。

ただし、利用されていない方が多数だと思いますので、OCN光モバイル割がない状態をベースに見ていきたいと思います。

音声回線、SMS付き回線、データ通信専用回線別に紹介します。

音声回線の料金

こちらが音声回線の基本料金です。(音声通話、SMS送信料は別途発生します)

1GBの料金が魅力です。
※音声回線のみ1GBの選択が可能です。

確かにLINEモバイルではデータ3GBの音声回線が1,480円で申し込めるので、トータルとしてはLINEモバイルが良く見えますが、最低料金という視点で考えると、魅力と言えます。

まずは1GB~6GBまでのプランの中から選び、使ってみて、容量が足りないなと思ったら翌月から増やすという方法でも問題ありません。
最低限を把握するという視点でプランを選んでみましょう。

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SMS付き回線の料金

こちらがSMS付き回線の基本料金です。
SMS付き回線、データ通信専用回線は3GBから利用できます。

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データ通信専用回線の料金

こちらがデータ通信専用回線の基本料金です。
SMS付き回線と同様に、データ通信専用回線は3GBから利用できます。

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上記を振り返ると、

高速時のスピードは?

CA(Carrier Aggregation、キャリアアグリゲーション)対応機種で試してみましたところ、ダウンロードで約60~80Mbps程度出ています。

私のブログでも定期的に速度を計測していますので、ぜひご覧ください。

低速時のスピードは?

データをすべて使い切ると低速に切り替わります。
低速時は最大200kbpsとなります。ベストエフォートなので、実際はこのスピードより遅くなることもあります。

私自身も低速時を試してみましたが、大体200kbps程度のスピードが出ています。

通話プラン・通話料は?

通話料は20円(22円)/30秒になります。

OCNでんわアプリを使うと、10円(11円)/30秒で通話できるんです。

通話を利用する際には、ぜひOCNでんわアプリを利用しましょう。

かけ放題オプションはあるの?

かけ放題プランは3種類あります。

10分かけ放題 ・・・ 1回10分以内の国内通話が何度でも無料
トップ3かけ放題 ・・・ 「上位3番号」の通話料が無料
かけ放題ダブル ・・・ 上の2つの組み合わせです。
1回10分以内の国内通話が何度でも無料 & 「上位3番号」の通話料が無料

私は申し込んでいませんが、10分かけ放題はビジネスの利用に、家族とたっぷり話すにはトップ3かけ放題が、便利に使えそうです。

かけ放題ダブルは、ほぼかけ放題に近いイメージで使えるかもしれません。

かけ放題オプションの料金

かけ放題オプションの料金はこちらです。

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使い切ったときのチャージは可能なの?

OCNモバイルONEは、チャージ可能です。

通常のチャージは500MB(0.5GB)ですが、アプリを経由して申し込むと、データ量が増量され、1GB分がチャージされます。

チャージ方法

アプリからの操作で、約3分程度でデータ量追加ができます。

所要時間:約3分
アプリにログインして、容量追加を選択します。

規約に同意して、送付先のメールアドレスを選択し、「次へ」を選択します。

申込ボタンを押すと手続きは終了です。

容量シェアは可能なの?

これも私自身申し込んでみました。

SIM追加が可能です。

最大4枚の追加が可能です。

SIMカードを夕方に注文して、翌日には発送の連絡が来ました。

SIMカード追加の手数料は?

データSIMは1,800円/枚で申し込むことができます。

【追加手数料】
・音声対応SIMカード:3,000円(税込3,300円)/枚
・データ通信専用SIMカード:1,800円(税込1,980円)/枚

現在2019/11/5~のキャンペーンがあり、SIMカード発行手数料が無料になっています。

SIM追加での注意点

追加したSIMカードの利用には、月額料金がかかります。

【月額料金】
・音声対応SIMカード:1,100円(税込1,210円)/枚
・データ通信専用SIMカード:400円(税込440円)/枚

※SIMカードの追加1枚につき、SIMカード手配料394円(税込433.4円)がかかります。

SMS料金は?

5通の送信が無料です。

6通目以降は1通3円(3.3円)かかります。

海外への送信、海外での送信は?

海外へ、海外からの送信は料金が上がりますので、注意が必要です。

海外への送信は50円/1通(不課税)
海外からの送信は100円/1通(不課税)

その他のオプションは?

キャリアと同じ留守番電話キャッチホンのサービスをはじめとして、SMS付きSIMやデータ通信専用SIMでも、通話が利用できるIP電話サービス、050 plusなどのオプションもあります。
[table id=7 /] 仕事で電話をたくさん受ける方には、キャッチホンのサービスは便利かもしれません。

端末とのセット販売

他の格安SIMと同様に、端末のセット販売もあります。

私も新規申込で1円端末を買いました。

現在は1円での提供端末はなさそうですが、それでもお得に申し込める端末もありますので、端末セットで検討中の方はぜひ見てみてください。
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OCNモバイルONEの端末セットはコチラから!

端末単体で購入するよりSIMとセットのほうがお得に購入できます。

最低利用期間・解約違約金は?

新コースを申し込む場合、音声・SMS・データ通信すべてのSIMについて、最低利用期間はなく、また解約違約金も発生しません。

ただし、MNPをする場合は、転出手数料3,000円(3,300円)が発生します。

ネットの口コミ・評判は?

古いプランについてはあまり良い評判はありませんが、新コースを申し込んで利用している私の印象としては、高速通信時のダウンロードは60~80Mbps程度が平均して出ているため、とても満足です。

新コースの口コミが出てきたら、こちらでも紹介したいと思います。

docomo回線通信品質総合1位(MM総研)を獲得! 各種調査で満足度No.1

MM総研、MMD研究所、オリコン、RBB SPEED TESTなどの各種アワードを取得しており、ユーザーの評価が高いことがわかります。

まとめ

利用している立場でもありますが、私が考えるOCNモバイルONE(新コース)の魅力をまとめてみます。

・音声通話プランは1GBながらも業界最安と言える料金1,180円(1,298円)~。
・容量シェアにも対応しており、最大4枚のSIMカードの追加が可能。
・500円(税込550円)で1GBの容量追加が可能。
・音声回線のSIMと端末セット購入も可能で、キャンペーン期間は端末が安く購入可能。
・選べるオプションも豊富で、かけ放題オプションや、キャッチホン、留守番電話のサービスもあり。
・新コースでは最低利用期間がなく、解約違約金もないため、安心して申し込みができる。
・OCN光セット割で、毎月200円(税込220円)お得。

こんな点が魅力だと思っています。

申込にかかる時間は約15分、ちょっとした時間で簡単に申し込みができます。

最低利用期間もありませんので、2台目サブスマホや、タブレット、Wi-Fiポータブルルーターなどで利用できる格安SIMとして、ぜひお試しください!



最後までご覧いただきましてありがとうございました。