Unihertz AtomでRakuten UN-LIMIT(パートナーエリア)を試してみました!データ通信OK、通話NG

みなさんこんにちは。
今回はRakuten UN-LIMITを試してみました。

試したこと

データ通信ができるか、通話ができるか試しました。

試した際のUnihertz Atomのソフトウェアのビルド番号は、Unizhertz_Atom_20190826です。

結果

データ通信はOKでしたが、通話はNGでした。

データ通信するための設定

この4ステップで設定します。

APN設定をする
開発者向けオプションを有効にする
PlayストアからMTK Engineering Modeをインストールする
Engineer modeから、Network SelectingをLTE Onlyにする

順番に紹介します。

APN設定をする

  • 設定→ネットワークとインターネット→モバイルネットワーク→詳細設定→アクセスポイント名の順に操作し、APNを追加します

▼Rakuten UN-LIMITのAPN設定

名前 Rakuten Internet
APN rakuten.jp
ユーザー名 [空欄]
パスワード [空欄]
認証タイプ 未設定
APNタイプ default,supl
APNプロトコル IPv4/IPv6
APNローミングプロトコル IPv4/IPv6

開発者向けオプションを有効にする

  • 設定→システム→詳細設定→端末情報の順に操作し、ビルド番号7回タップします。

これで開発者向けオプションが有効になりました。

PlayストアからMTK Engineering Modeをインストールする

Unihertz AtomのEngineer modeはMTK標準のEngineer modeコマンド*#*#3646633#*#*では、起動できませんでした。

そのため、PlayストアからEngineer modeを開くためのMTK Engineering Modeをインストールします。

  • インストールしたら、MTK Settingsを選択します。

Engineer modeから、Network SelectingをLTE Onlyにする

  • Network Selectingを選択します。
  • SIMをセットしたスロットを選択します。
  • 表示されたオプションから、LTE Onlyを選択します。

これでデータ通信ができるようになりました。

ブラウザでデータ通信ができることを確認しました。

掴んでいるバンドはBand 18だった

私が利用しているエリアはパートナーエリアで、auのローミングで利用するエリアになります。

Cell info Liteで確認したところ、掴んでいるバンドはBand 18でした。

VoLTEの設定も試しましたが・・・通話はできませんでした

▼以下が試したことです。

  • Engineer mode→IMS→VOLTE Settingで、CMW500 Settingを選択
  • Engineer mode→Misc Feature Config→hVolte→bSRLTE→hVolteの順に切り替え

アンテナピクトにHDアイコンが点灯することなく、通話はできませんでした。

まとめ

Unihertz Atomで、Rakuten UN-LIMITをパートナーエリアで使ってみたところ、データ通信は利用できましたが、通話は利用できませんでした。

Unihertz Atomでは、データ通信専用SIMを申し込んで利用は可能ですが、音声SIMでの利用は適さないようです。

▼Rakuten UN-LIMITのお申込はこちら

楽天モバイル

防水防塵ミニスマホ

ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。