HORIE MOBILEが始まりましたね!!

HORIE MOBILEはXmobileと協業で始まった堀江氏の通信サービスです。今回はそんなHORIE MOBILEについてみてきたいと思います。

Xmobileとは

Xmobileと言えば、岐阜県出身の木野 将徳氏が代表取締役を務める電気通信事業者です。木野氏はLCCのエアアジアXの社長の講演会で感化され、LCCビジネスに人生を賭けることに決めたようです。

そんな生い立ちの会社ですが、限界突破Wi-Fiをはじめとして、Wi-Fiルータとスマホ一体型の端末とセットでの販売、SIM単体での販売も行っています。

オンライン+実店舗での販売を基本としており、実店舗はフランチャイズの形態をとっています。
本業+Xmobileの代理店というビジネスモデルで、本業に加えて利益が出せるというのが売りになっています。

フランチャイズ形式をとることで、Xmobile自体は大きなコストをかけず、実店舗を構えることができるので、加盟店にとってもXmobileにとってもWinWinな仕組みと言えそうです。

フランチャイズの利益構造としては、回線の売り上げ、スマホ修理、スマホ販売等で構成されており、兵庫県の豊岡店の例では月間370万の売り上げ実績があります。

全600店の加盟店のうち、10%(インセンティブ月額平均60万円)は半年で開業資金を回収し、35%(インセンティブ月額平均28万円)は1年で回収しているようです。ストックビジネスを売りにした加盟店を利用したビジネスを展開しています。

格安SIMと言えば、IIJ、マイネオ、OCNモバイルONE、イオンモバイル等々有名どころがいろいろとある中で、Xmobileは少ない資金で過疎地域などにも店舗を拡大するといった、ちょっと違うMVNOビジネスを展開しています。

店舗ではSIMやWi-Fiの契約のほか、スマホの修理、スマホ(新品・中古)の販売、スマホアクセサリの販売なども行っています。

なぜHOLIE MOBILE?

木野氏は堀江氏と会ってビジネスの話をしたり、交流があり、ホリエモンチャンネルではXmobileのビジネスをPRする動画も配信されていました。

そうした交流がきっかけになっているのではないでしょうか。「格安SIM」という定着した呼称ではなく「LCC」というキーワードを全面に打ち出しており、格安SIMの新たな時代を開拓する両氏の意気込みが読み取れる協業と言えそうです。

HOLIE MOBILEでは、通常有料で提供される「voicy」や「ZATSUDAN」といったサービスを無料で受けれるようになっています。
※2023年4月からのようです。

Xmobileホームページより

そのほかにも「小麦の奴隷」でカレーパンを月1回も無料でもらえるというサービスも提供されます。
※終了する場合があるそうです。

いずれにしても、堀江氏にとっては、例えばYouTubeチャンネルの登録者等のフォロワーに向けて販売できるので、回線のインセンティブ、自前コンテンツの加入者を増やしたりと利益があるほか、メディア露出が増えるといったメリットがありますね。

ドコモ回線を利用し、高速データ通信20GB+5分かけ放題付きで、月額3,030円(税込)で提供されます。
ahamo(アハモ)が月額3,278円(税込)(同じく5分かけ放題付き)なので、若干安い点、voicyの会費1,300円(税込)、ZATSUDANの会費1,500円(税込)も含まれていることを考えると、お得なサービスと言えると思います。

堀江氏の考え方が好きだというユーザーには刺さりそうなコンテンツと言えそうです。

一般のユーザーからするとXmobileのシン・プラン20GBがよさそうです。こちらも5分かけ放題付き、データ容量20GBで月額2,728円(税込)で利用することができます。

シン・プランでは、1GB単位でデータ容量を選択することができます。自身にあったデータプランを選択できます。

Xmobileホームページより

DaiGoのプランもある!DXmobile

HORIE MOBILEの方が話題になっているので気づきもしませんでしたが、メンタリストDaiGoとのコラボ、「DXmobile」というサービスもあります。

Xmobileホームページより

余ったギガで猫が救えるというのがウリのようです。

データ通信50GB(基本40GB+10GBが2023年6月30日まで)で料金は 3,850円(税込)、しかも海外でも利用できる点はとても実用的ではないでしょうか。

こちらのプランでは、D-Labのコンテンツは別途1,628円(税込)の料金がかかるとのことです。HORIE MOBILEはコンテンツ利用料込みのため、割安感が大きいですね。

まとめ

一般的なユーザーからすると端末が安かったり、月額費用が安かったりといった方がうれしいかもしれませんが、堀江氏に魅力を感じているユーザーにとってはとても刺さるプランだと思います。

ドコモの回線を使うため、カバレッジも広く電波状況も良いため、毎月20GB前後を利用するユーザーからすると、ドコモ等キャリアからの乗り換えでもメリットはありそうです。

堀江氏のコンテンツが不要であったり、20GBも使わないというユーザーには、IIJやOCNモバイルONE、マイネオ等一般的な格安SIMがお得ですが、堀江氏のファンであったり、店舗で利用する端末、設定方法も何もかも相談して進めたいというユーザーには安心できる格安SIMとして一定の価値がありそうです。

▼HORIE MOBILE
https://horiemobile.jp/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。