Huawei P40 Pro レビュー(14)3週間利用してみた感想

早いもので、使い始めてあっという間に、3週間が経ちました。

12万円近くの買い物ですが、結果として、今まで利用してきた度の端末よりも満足しています。

それではこのHuawei P40 Pro、購入からの3週間何が良かったか、ご紹介します。

システム完成度が非常に高い

Googleが使えないという側面はありますが、端末のシステムとしては、Android 10をベースとして非常に高い完成度になっていると思います。

一言で言うと、一貫性ですね。

GoogleのオープンソースのAndroid 10を採用しながら、Android 10の良さ(ダークテーマ、デジタルウェルビーイング等)をすべて踏襲しながら、Huaweiのシステムらしさが出ています。

AppGallery(アプリストア)、ヘルスケア(歩数等健康管理)、音楽アプリ、メモ帳、時計、カレンダー、オプティマイザ(最適化、端末管理アプリ)など、すべてがシステムにうまくなじんでいて、Androidを感じさせない独自のシステムに出来上がっています。

▼Huaweiオリジナル「ヘルスケア」アプリ

▼Huaweiオリジナル「オプティマイザ」アプリ(最適化、端末管理)

個別のアプリのエラーなどは全くなく、なめらかでスムーズです。

一日中触っていたくなるそんな感じです。

パスワード保存のキーチェーンなど、セキュリティ面も管理されています。

Huaweiのアカウントシステムも搭載されており、ブラウザのブックマーク、電話帳、スケジュールなどがすべて同期されます。

AppGalleryでは、有料版アプリも購入することができます。

カメラUIや撮影モードの自動切換えも秀逸

カメラの使用感がとてもいいことも、この端末の存在意義です。

今までSIMフリー端末はいろいろ使ってきましたが、このカメラは物足りなさとは無縁のカメラです。

このカメラがじゃないと写真を撮りたくないと思えるほどです。

耳障りでないシャッター音、ポートレートの自動切換え、ローライト環境でも大満足の撮影機能・・・

▼明け方の空を撮影

文字撮影時には自動的に拡大して撮影してくれるなど、挙げるときりがないです。

Googleに頼りきっていた自分に気づく

この端末の魅力の一つかもしれません。

普通にGoogleが使えることが当たり前で、マップ、Gmail、電話帳、YouTubeなど、個人情報と紐づけて使ってきました。

無くなってみると、これらのサービス、インフラに頼ってきた自分に気づきます。

個人情報の提供や、中国のようにGoogleが使えない国がある点などを振り返ってみて、これから先のGoogleサービスの利用を考えるきっかけにもなりましたね。

Huaweiの端末では、Huaweiアカウントでのカレンダー、電話帳、ブラウザのブックマークの利用、メールはOutlookやその他のメールアドレス(Exchange、IMAP、POP3対応)を設定して利用することができます。

これらはGoogleを利用しなくても使えるサービスです。

マップまでHuaweiのオリジナルがあれば完ぺきだったのにな・・・と思ったりもします。

結局Huaweiに頼ることになるやんけ、という突っ込みはあると思いますが、Huaweiアカウントと同期させたくなければ、端末内のみで利用することもできますので、Googleサービスが利用できる端末ほど深刻な依存度ではなくなると思います。

AppGalleryでダウンロードできないアプリはAPKPureなどのAPK配信サイトからダウンロードして利用することで、ほとんどPlayストアが使えないことを意識することが無くなると思います。

もちろん、アプリはGoogleのフレームワークに依存しているものもありますので、その際は利用をあきらめる形になります。

40W急速充電対応、バッテリー持ちも2日は大丈夫そう

私の使い方では2日間は大丈夫そうです。

40Wの急速充電に対応しています。

40Wというと、かなりハイパワーなので安全面が気になりますが、この端末はテュフラインランドが認証しており、安全性については保証されたシステムと言えます。

通話音質がめちゃくちゃいい!

P40 Proは確かによく見るとレシーバーが付いていません。

実は画面がレシーバになっています。

振動して音が聞こえる京セラなどでも採用されている仕組みです。

かなり音が良くて、電話しているだけで何か幸せを感じました。(笑)

顔認証も速くて暗い環境でも解除可能

かなり速いので、指紋認証を使わなくなると思います。

少々暗い環境でも解除できますし、画面が横向きでも解除できます。

まだ試していないこと

5Gが使えるSIMを所有していませんし、5Gエリアが狭いため、まだ試していません。

P40 Proは6GHz帯の周波数が利用できる構成になっています。

SA/NSAともに対応しているので、現在NSAを採用している日本のネットワークでもちゃんと使えるはずなんですよね。

SAとは、スタンドアローンネットワークで、通話等含めて5Gで通信するネットワークです。

NSAとは、非スタンドアローンネットワークで、4Gと5Gを切り替えて通信するネットワークです。

今後5Gが利用できるSIMも試していきたいと思います。

今回紹介している商品はコチラ

Amazonでの購入で8000ポイント獲得可能で、実質108,000円程度で購入できます。

ポイントでいろいろな商品が購入できますので、家電量販店での購入よりお得にポイントを利用することができます。

今回もご覧いただきましてありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。