Huawei P40 lite E レビュー

今回はHuawei P40 lite E(オーロラブルー)を購入しましたので、レビューします。

購入のきっかけ

先月初めにP40 Proを購入し、Playストア非対応のHuawei端末もいいなと思っていました。

もちろんP40 Proはカメラをはじめとしたハードウェアは極上品なので、比較の対象とはなりませんが、廉価端末が秘める可能性にとても興味があり、今回下位モデルを購入しました。

本機はP40 Proと異なり、本体重量が180g未満と、最近のスマホとしては取り扱いやすいサイズになっています。

仕事とプライベートと、詰め込んで使ってみようと思います。

パッケージ内容、製品外観

箱はシンプルです。

本体はこちらのようにとっても美しい色合いです。

ケース、USBケーブル、ACアダプタが同梱されています。

ケースはカメラの出っ張りを守ってくれるような形状になっています。

フィルムは最初から取り付けられていますので、細かい作業が苦手な場合も安心です。

左上にカメラ穴が配置されています。

micro USB Type-B インターフェースを採用しており、3.5mmイヤフォンジャックも健在です。

背面には縦長に配列されたトリプルカメラ、指紋認証センサーを搭載しています。

SIMピンの長さが若干長い仕様です。一般的なiPhoneなどのものを差し込むと届きませんので、付属品のSIMピンを利用しましょう。

SIMスロットはデュアルSIMで、microSDは専用スロットを搭載しています。

SIM1/SIM2とも利用しながら同時にSDカードを利用することができます。

SDカードは最大512GBに対応しています。

手持ちの機種のHuawei P40 Proと比較すると、同じくらいのサイズです。

UIはEMUI 10を採用、なめらか、スムーズ

UI(ユーザーインターフェース)はHuawei独自のEMUI 10.1.0(Android 10)を採用しています。

ジェスチャー操作に対応しており、「ジェスチャー」に切り替えて、戻るやホームなどの操作を直感的に操作できます。

私はもっぱらこの設定がオススメです。

Android 10を搭載しており、ダークテーマに対応しています。

クイックパネルには初期状態で表示されていませんので、パネルを編集して追加が必要です。

ソフトウェア面で感じた、P40 Proとの大きな違いは、P40 lite Eではパスワードキーチェーンに対応していないことです。

アプリに入れたパスワードを保管する機能が利用できないので、不便を感じます。

・P40 lite Eのセキュリティ設定

・P40 Proのセキュリティ設定

が・・・、全体的にはソフトウェア面も癖がなく、良い仕上がりになっています。

AnTuTuベンチマークスコアは15万程度

AnTuTuのベンチマークスコアは15万程度で、価格に対するスコアはそこまで良くありません。

・Huawei P40 lite スコア

同価格帯のRedmi Note 9Sは25万でしたので、若干物足りなさは感じます。

写真撮影

三脚無しでもきれいな写真が撮れることが売りです。

まだいろんな環境で撮影とまではできていませんが、明け方~早朝で撮影した写真をご紹介します。

半日触ってみて感じたこと

BIGLOBE(タイプA)、OCNモバイルONEを同時待受けしていますが、どちらも問題なく発着信できています。

UIの操作はとてもスムーズで、ローエンドを感じさせない品質です。

シナリオごとのAIによる最適化がされており、なめらかに動作するように調整されています。よくできているという一言です。

通話音質もよく、普段使いにもピッタリな製品だと思います。

外観、特に背面のデザインは、アイディアとともに作りこまれていると感じます。

実際にはフラットにもかかわらず、光の当たり具合により、エッジ部分がカーブしているかのような錯覚を生み出しています。

センサー類では、サイトには特に記載されていませんが、NFCとジャイロにも対応していました。

Playストアがない点については、使うアプリが限定されますが、TopAPPNaviやAPKPureなどで、Playストアでお馴染みであったアプリも利用することができます。

インストーラーによるアプリのチェックもしてくれるため、安心してインストールできます。

P40 Proはすべてが最高峰なので、UIを変えて楽しむことは考えませんでしたが、この端末はそうした楽しみ方もいいなと感じさせてくれる端末です。

Mate 20 Proのテーマをインストールしてみました。

高級感も出て愛着が湧きました。

エントリーレベルとしては、動作も手持ちの機種で言うとGalaxy A7やA20よりも快適に動いてくれています。

カメラ撮影はP40 Proと比べると、夜空がきれいにとまでは言えませんが、Redmi Note 9Sよりは明るくきれいに撮れていると思います。

バッテリー持ちもよく、付属の充電器は早く充電することが可能です。

Playストアに対応していない端末ですが、電話、チャット、情報収集ツールとしては、普通のスマホと同様に使える端末だと思います。

こうやって使ってみると、軽さがお気に入りです。

P40 Proよりも取り回ししやすくて、普段使いにピッタリだと思います。

難点を挙げると、micro USBを採用している点、解像度がHD+である点ですね。

これを指摘すると、最終的にP40 lite 5Gも試してみたくなる私でした。(笑)

今回紹介している商品はコチラ

今回もご覧いただきましてありがとうございました。

ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。