HUAWEI nova lite 3+レビュー

みなさんこんにちは。

nova lite 3+はGoogleの各種サービスを利用できるファーウェイ端末です。

ヨーロッパ地域で発売されたHUAWEI P Smart 2020と同じモデルと思われますが、日本ではなじみのある「nova lite 3」のプラス版として、「nova lite 3+」と命名されています。

さて今回は、そんなファーウェイnova lite 3+をご紹介します。

付属品・外観など

箱はコンパクトです。

本体は袋に包まれて入っています。

袋から取り出すと、さらに薄いフィルムで包まれています。

TPUクリアケース、SIMピン、説明書が入っています。TPUケースが付いてくるのはいいですね。

付けてみてわかりましたが、ちょっときつめのケースです。フィット感が強く好印象ですが、最初の取付に戸惑うかもしれませんので覚悟してください(笑)

USBケーブル、ACアダプタ(10W)、イヤフォンマイクも付属しています。

本体の外観は、光沢があります。光の加減で深緑に見えていると思いますが、オーロラブルーです。

指紋センサーは背面に配置されています。カメラはデュアルカメラとなっています。

USBポートはmicro USBです。イヤフォンジャックはUSBポートの隣に位置しています。

ディスプレイは水滴型ノッチスタイルを採用しています。手に取ってみるとよくわかりますが、画面の占有率は非常に高いです。

外観に関する感想

P40 lite Eも持っていますが、やはり6,000円の価格差もあり、nova lite 3+のほうが、チープな印象を受けます。

P40 lite Eのほうが、よりオーロラブルーという名前にふさわしい色合いが出せていると思います。

バックカバーはプラスチックとうかがえますので、きれいな塗装や光沢を維持するには、付属のTPUケースを付けて利用することをおすすめします。

▼左:nova lite 3+/右:P40 lite E

ホームスクリーン、設定項目、OSのバージョンは?

ホームスクリーンはiPhoneと同じように、アイコンがすべて配置されている一層式です。

Googleサービスに対応していますので、初期状態でGoogle検索ウィジェットが搭載されています。

OSのバージョンはEMUI 9.1.0(Android 9)です。P40 lite EがEMUI10.1(Android 10)を採用していますので、ちょっと劣勢という印象ですが、セキュリティパッチは2020年8月がすでに提供されていました。

セキュリティパッチを定期的に配信してくれるので、安心して使える製品だと思います。さすがファーウェイですね。

自分がAndroid 10に慣れてしまっているせいか、使っているとちょっとした違和感を感じてしまいます。(笑)

設定画面はこちらです。

Googleのサービスに対応していますので、デジタルバランスではなく「Digital Wellbeing」やGoogle設定などが搭載されてます。

クイックパネルはこちらです。

鉛筆アイコンで編集すると、ブルーライトカットのスイッチを配置することができます。

Kirin 710を採用、搭載センサーも豊富

AnTuTuベンチマークをためしてみたところ、想定通り、約15万といったところです。

Kirin 710のスペックはこれくらいだということですね。トータルスコアは149,141でした。

AIDA64で確認してみましたが、センサー類は豊富に対応しています。

ジャイロセンサーも搭載しています。

GPSはSNR平均30dBm近くと受信感度も良いです。

タッチパネルのマルチタッチ検知は、10点となっています。

OSやチップセットのパフォーマンスに左右されると思いますが、センサー類、ディスプレイの感度から言ってゲーム利用も可能な範囲だと思います。

暗闇での撮影をあえて試してみました

やっぱり暗すぎましたね。こちらがnova lite 3+で撮影した写真です。

一方、P40 Proで撮影した写真です。かなりきれいですね。

搭載されているイメージセンサーの種類も異なりますので、比較しようがありませんが、あまりカメラには期待しないほうが良いと思います。

花(赤色のハイビスカス)を撮影しました。

赤色が強調されすぎていると感じます。

あまりカメラには期待しないほうが良いでしょう。

これはうれしい、LEDランプ搭載

充電中の状態表示や、不在着信、メッセージ通知などをLEDランプで確認できます。

ただし、ちょっと小さいので見逃しには注意が必要です。

BIGLOBEモバイル タイプAで、通信・通話を試してみました

SIMスロットの形状は、SDカード・SIM2が排他となるスタイルです。

SDカードを利用する場合、デュアルSIMでは利用できないため注意が必要です。

一方、ストレージがもともと128GBあるため、SDカードを利用せず、デュアルSIMで利用するという方法も良いと思います。

BIGLOBEモバイル のタイプAもプリセットされていますので、選択するだけで利用できます。

もちろん、データ通信、VoLTE通話も利用できました。

まとめ

Googleが利用できるHUAWEI端末としては、コスパが高い製品と言えます。

128GBのストレージで、21,450円で購入できるスマホはなかなかないと思います。(怪しいブランドを除く)

ディスプレイもフルHD+解像度でブルーライトカットにも対応しています。長時間の動画視聴や情報検索、ゲームプレイでも目が疲れにくいのではないでしょうか。

USBインターフェースがmicro USBである点や、最近の端末としてはカメラの画素数が少ない点、OSのバージョンがAndroid 9といった点は若干気になる点ではありますが、ファーウェイというスマホブランド、ストレージ128GB、フルHD+ディスプレイという点で帳消しになるのではないでしょうか?

通常版のnova lite 3がOSアップデートされていることより、今後のOSアップデートに期待したいところです。

これから使いこんでみたいと思います!

今回ご紹介した商品はコチラ

家電量販店のオンラインショップやAmazonでも購入することができます。

回線はBIGLOBEモバイルでも利用できました。併せて検討してみてはいかがでしょうか?



今回もご覧いただきましてありがとうございました。

ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。