みなさんこんにちは。
2021年に入ってくらいからプリペイドSIMカードに興味を持ち始めていました。
iPhoneもeSIMによるデュアルSIMに対応するなど、デュアルSIMでの利用に一般の方も触れる機会が出てきているからです。
デュアルSIMのメリットといえば、例えば、こんなことができます。
楽天モバイル(eSIM)+プリペイドSIM(ドコモ回線)
この使い方にどんな意味があるかというと、
その1)電波の良くない場所での補助的通信の役割
その2)楽天モバイル回線を極限まで安くで利用する(楽天モバイル0円維持)
その2については、例えばNippon SIM 30GBドコモローミングなら、4,980円で半年〜1年利用できるので、半年なら5GB 月額830円、1年なら2.5GB 月額415円で利用するイメージになります。
半年から1年としているのは、Nippon SIMを提供する、DHA Corporation公式オンラインショップのキャンペーンや購入の時期により、有効期限が2022/6/30(特典無し)または2022/12/31(特典あり)となっているためです。
楽天モバイルは1GBが0円で使えますので、3.5GBが415円、または6GBが830円+ユニバーサルサービス料となります。
それプラス、楽天モバイルのRakuten Linkを使うことで、通話無料を利用できます。
と、楽天モバイル+プリペイドSIMはお得な使い方ができるわけです。
デュアルSIMに対応していない、シングルSIMの機種でも、楽天モバイル+プリペイドSIMでお得に利用できる方法があります。
それは、モバイルルーターと組み合わせて使うことです。
モバイルルーターとの組み合わせでのデメリット、メリットは次の通りです。
デメリット)ルーターを購入する必要がある。2台持ちの必要がある。
→意外に面倒です。
メリット)利用目的(メイン機種)の機種だけでなく、他の機器(ゲーム機、タブレット、サブスマホ)も接続できる。利用目的の機器のバッテリー持ちが良くなる。
上記のようなデメリット、メリットがあります。
デメリットを補うために、やはりモバイルルーターは安価な機器を選びたいものですね。
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Aterm MP02LNを選んだ理由
このモバイルルーターを選んだ理由はこちらです。
・端末代が安価(8,000円〜9,680円程度)
・データローミングに対応
・日本国内のキャリアのバンドに対応(楽天モバイル含む)
と言った理由からです。
日本国内はドコモだけでなくBand 8/26含み全て対応してますし、Band 3/8に対応しているので、海外もそれなりに使えるというところです。
北米ではBand 5しか使えないので、あまり使えない印象です。
中国大陸でもTDDバンドには対応していないので、キャリアを選ぶ時には注意が必要です。
また、USBのインターフェースはmicro USBなので、この点も覚えておきましょう。
下にご紹介する通信会社のSIMはAterm MP02LNでも利用できます。
・楽天モバイルなら最大3か月無料
・ミニプランなら月額990円で維持できる!LINEMOも対応
・格安SIMと言えばOCNモバイルONE
Aterm MP02LNの設定with Nippon SIM
裏蓋を開けてSIMをセットして、バッテリー、裏蓋と付けます。
iPhoneから設定しました。
iPhoneのWi-Fi設定画面で、MP02LNのアクセスポイントをタップして、パスワード(ステッカーの「暗号化キー(AES)」)入力後に、
下記の設定アドレスにSafariから接続するだけなので簡単です。
クイック設定Webという画面です。
ユーザー名、admin、パスワードはQRコードのステッカーに記載されているWeb PWを入力します。
基本設定→接続先設定(LTE/3G)の順に進みます。
その後、Nippon SIM 30GB docomoローミングのAPNを登録します。
APN: mobile.three.com.hk
ユーザー名、パスワードはブランク(空欄)です。
認証タイプ: PAP
最後に、国際ローミングを有効にすることを忘れずに設定します。ローミングのスイッチはグレーになれば、オンになっているということです。
これで通信を利用することができました。
設定も簡単ですね。
Nippon SIM 30GB docomoローミングのデメリット
プロバイダは3(Three)という香港の通信事業者のようです。
つまり、日本ではなく、香港からのアクセスになるため、日本国内のサービス、アプリで利用できないものが多数あります。
たとえばAmazon Prime Videoや、PayPayなどです。
これらはVPNの設定をすれば使えました。VPNネコというアプリを使いました。接続先は日本を選択します。
ルーター経由ならTikTokも利用できた!
スマホに香港ローミングのSIMカードを直接入れて利用すると、VPNを使ったところでTikTokは利用できませんでしたが、ルーター経由なら、VPNネコを使い、接続先を日本にして、TikTokを使うことができました。
そもそもどうして、香港ローミングのSIMがTikTokを使えないかというと、香港政府がTikTokを昨年から規制しているためです。
そんな事情もあり、実はローミングSIMは理解がないと扱いづらいデメリットも持ち合わせています。
とはいえ、大容量を長期間維持できるNippon SIMは目の付け所がいいなと思ってます。
まとめ
Aterm MP02LNは10,000円未満で購入できる安価なルーターです。
初心者でも比較的簡単に設定ができると感じました。
超コンパクトかつ軽量なので、持ち運びも負担にならず良い機器だと思いました。
Nippon SIMプリペイドSIMカードとの組み合わせで、気軽に持ち運びできるWi-Fi環境が作れますので、スマホのSIMプランをうまく低価格で抑えながら、大容量を安価に維持でき、いろいろな機器を接続できるので、メリットは大きいのではないでしょうか。
気になった皆さん、ぜひAmazonをチェックしてみてくださいね。
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