Huawei Mate X2は内側に折り畳むデザインに変更される見込み

HuaweiはGalaxy Z Fold 2に似た端末をリリースする予定です。

ディスプレイを開いた大きさはMate Xと同じ大きさになります。

歩留まりが低く、高い関連コストからデザインが見直されました。

Image: Android Authority / Huawei Mate XS

チップセット調達のトラブルが報じられる中、3番目の折り畳みスマートフォンが報じられました。

Mateという名前を使う一方、これまでとは違う端末になっています。

内部関係者のRoss Young氏によるとGalaxy Z Fold 2と同様に内側に折りたたむことができ、Mate XやMate XSのように外側には折りたためない構造になっています。

同氏の他のツイートによると、ディスプレイサイズは対角8.03インチでサムスンの7.7インチに比べるとわずかに大きくなっています。

どうして外側に折りたたむという思想が変更されたのでしょうか。

使いやすい一方、壊れやすいためです。

Ross氏によると、外側の折り畳みはコストが高く、歩留まりが悪かったとのことです。

2,400ドルの価格のため、Mate XSで数千万ドルを損失しました。

Mate X2では、サムスンとBOEのディスプレイを採用し、Ultra Thinガラスは採用しないとのことです。

Mate X2ではカメラのレイアウトを再考し、折り畳み時のカバーガラスについても、検討する必要が出てきています。

ヒンジもサムスンと同じものを採用するため、コストが上がることが想定されます。

Huawei Mate X2についてはほとんど知られていませんが、チップセットはKirin 1000を搭載する見込みです。

これはMate 40と共有となる見込みです。

現在、米国による規制により、チップセット調達が困難となっており、全く違うチップセットが搭載される可能性も含んでいます。

Huawei Mate X2はコスト高となる予定です。

Huaweiは2022年頃までにコストを抑えた部品調達を目指しています。

Source: Leak: Huawei Mate X2 could fold inward like the Galaxy Z Fold 2

今回もご覧いただきましてありがとうございました。

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2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。