周波数対応に明るい希望?総務省競争ルールの検証に関するWG

みなさんこんにちは。

識者により、これまで周波数対応は「一部のユーザーが言っているだけ」とメーカーとキャリアの対応をコスト面から割に合わないから、他キャリアに対応しないのは当然との見解が述べられてきました。

私の貧弱な思考ですが、普通に考えると、端末と通信が分離された以上、どちらも自由に使えるべきというのがあるべき姿に違いはないと思っていました。

iPhoneは周波数対応面で優秀ですし、Pixelシリーズもそれに次ぐ対応周波数の多さとも言えます。しかし、一般の利用者が利用する端末は、iPhoneやPixelだけではありません。GalaxyやXperia、AQUOS、arrowsなど様々です。

そんなモヤモヤがここ最近ありましたが、総務省の競争ルールの検証に関するWG(第26回)で、キャリアの端末において、対応周波数に問題がある(他社周波数に非対応である)件について、取り上げられたようです。

同WGではこれらの消費者センターに寄せられた意見を踏まえ、携帯電話端末の対応周波数の制限ついて、今後検討される予定とのことです。7月に報告書がまとめられ、パブリックコメントの募集後、8月に報告書が完成するとのことです。

どこまで検討され、改善されるのかわかりませんが、ユーザーにとってより良い環境になればと思う今日この頃です。

同WGで取り上げられたテーマで、「通信料金と端末代金の完全分離」という点については、事業法第27条の3違反の事例が6カ月間の合計で、NTTドコモが62件、KDDIが130件、ソフトバンクが139件、楽天モバイルが3件とのことで、ソフトバンクがトップになっています。

楽天モバイルは優秀ですね。

ソース:

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1395230.html

ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。