MMD研究所、日本のスマートフォンOS利用率を公開(2022年5月13日)

みなさんこんにちは。

5月13日、MMD研究所はOS利用率を発表しました。

スマートフォンを所有する18歳~69歳の男女10,000人を対象に2022年4月21日~4月24日の期間で実施した調査内容となります。

iPhone 44.1%、Android 51.5%

この結果だけ見るとAndroidの方が多い印象を受けますが、調査結果によりますと、60代男女のAndroid利用率が最多とのことです。

iPhoneは20代で多いとのことです。

日本の人口構成から見て、高齢者が多くなっているため、全体としてAndroid 比率が上がっているかもしれませんね。

写真撮影機能やハイスペックなどの魅力をiPhoneに感じないユーザーは、Androidを選択している可能性もあるのではないでしょうか。

MMD研究所ホームページ

Androidの利用上位はAQUOSシリーズ

Android の利用上位はAQUOSシリーズとのことです。

ミドルレンジのsenseシリーズがハイエンド機種よりも比較的安価に購入できる点や、キャリアから発売されているbasicシリーズがsenseシリーズよりもさらにお得に購入できるため、キャリアのユーザーには人気があるのかもしれませんね。

ユーザー心理からすると、AQUOSやXperiaが上位に来るのは、日本のブランドという安心感があるかもしれません。

Xiaomiはキャリア向けのデバイスを多数投入していますが、シェアとしては10位とキャリア中心の日本市場ではあまりシェアを獲得できていないですね。

iPhoneシリーズでは、やはりiPhone SE(第2世代)が人気のようです。キャリアの1円端末や中古市場でも新古品が35,000円程度で取引されているため、比較的購入しやすいといった状況もあるかもしれません。

次いで、2017年に発売されたモデルのiPhone 8がまだまだ現役で利用されているようです。確かに、iPhone SEもそうですが、Touch IDとコンパクトボディは魅力的ですね。

MMD研究所より

利用しているスマートフォンの利用年数は2年未満の比率が高い

利用しているスマートフォンの利用年数は1年~2年未満が27.3%と最多になっており、2年未満で見ると55.7%と、比較的新しいスマートフォンを利用している可能性があるようです。

セキュリティの面から考えると、4年以上長期間利用しているユーザーはiPhoneのユーザーかなと想定します。

MMD研究所より

キャリアショップでスマートフォン単体購入経験者は18%

なかなかスマートフォンのみの販売をしてくれないキャリアですが、スマートフォン単体での購入経験者は18.0%でした。

管理人は、回線とセットで販売するための在庫で、販売できないと過去には拒否されたことがあります。(笑)

MMD研究所より

Android 好きの管理人としては、Androidシェアが多いということで、少しうれしくなりましたが、60代以上が最多とのことで、価格メリットを考えた慎重な選択と、日本の年齢人口比率からみてそんな結果が出たのかと思います。

やっぱり若い世代はiPhoneということですね~。

今回もご覧いただきましてありがとうございました。

▼メイン利用スマホのOS利用率 iPhoneが44.1%、Androidが51.5%
キャリアショップのスマートフォン単体購入の認知度は39.0%、単体購入経験は18.0%

https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2055.html

ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。