Redmi 12Cが格安SIM各社からも販売開始。購入前に知っておきたいこと

Redmi 12CはXiaomiのRedmiブランドの廉価スマートフォンです。
低価格を感じさせない、若者向けのフレッシュさが感じられるデザインです。

Xiaomiホームページより

私も購入を検討していましたので、購入前の下調べとして今回の記事を投稿します。

Redmi 12Cスペック

Redmi 12C外観 Xiaomiホームページより

モデル名 Redmi 12C
サイズ・重量 168.8 x 76.4 x 8.8 mm(192 g )
OS MIUI 13
メモリ (RAM)3GB/(ROM)64GB, (RAM)4GB/(ROM)128GB, LPDDR4X + eMMC 5.1
CPU MT6769Z MediaTek Helio G85 (12nm) オクタコア、最大2.0GHz
バッテリー 5000mAh, 10W充電
ディスプレイ 6.71インチHD+(720 x 1650) 明るさ500nits
リアカメラ 5000万画素+深度測定
セルフィーカメラ 500万画素
対応周波数 FDD LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/13/18/19/26/28/66
TDD LTE:Band 38/40/41
WCDMA(3G): Band 1/2/4/5/6/8/19
GSM(2G): 850 900 1800 1900 MHz
USB micro USB 2.0 Type-B
SIMカード nano SIM/nano SIM デュアルSIM
外部メモリ microSDXC 最大1TB
防水・防塵 IPX2、IP5X
生体認証 指紋
FMラジオ 対応
イヤフォンジャック あり
位置測位 GPS/GLONASS/BDS/GALILEO

2023年発売としては珍しいmicro USB採用というところが気になりますが、それ以外は至って普通の格安スマホといった感じです。
CPUもHelio G85を搭載しており、G35を搭載するOPPO A77や、G37を搭載するmoto e32sと比べるとパフォーマンスは上で期待できそうです。

おサイフケータイをはじめとして、NFCにも対応していません。

防水はIPX2等級で、「垂直より左右15度以内からの降雨によって有害な影響を受けない」程度の保護レベルとなっています。ちょっとした水濡れならすぐに拭けば大丈夫ですが、水場で安心して使えるスペックではありません。水濡れには注意が必要です。

スマホの要、CPUのMediaTek Helio G85とは?

HelioシリーズでGで始まる型番となりCPUはゲーム体験に特化したCPUシリーズです。
GPUにはMali-G52(最大1GHz)を搭載し、2つのCortex-A75 CPU(最大2.0GHz)と6つのCortex-A55 CPU(最大1.8GHz)を搭載しています。
ストレージはeMMC5.1に対応、メモリはLPDDR4xに対応しています。
カメラは1600万画素+1600万画素、または4800万画素に対応しています。
通信面では、モデムは4Gでキャリアアグリゲーション(CA)にも対応しています。

詳細はMediaTekのホームページをご覧ください。
https://www.mediatek.com/products/smartphones-2/mediatek-helio-g85

スペックの懸念点、良い点

スペックへの懸念点として次の点を挙げます。購入予定の方は注意ください。

  1. USBインターフェースがmicro USBである点。充電は10Wで遅い
  2. 防水ではない(IPX2等級)
  3. おサイフケータイ、NFCに非対応

上記は懸念点ですが、良い点も次に挙げます。

  1. 5000mAh大容量バッテリー
  2. 6.71インチ大画面(解像度はHD+)
  3. 指紋認証対応
  4. イヤフォンジャック搭載
  5. FMラジオ搭載
  6. microSDカード対応(最大1TB)

おサイフケータイ非対応でもQR決済などは使えるわけで、そういう点から考えると、それなりに使えるスマホと言えそうです。

格安SIM各社の取り扱い状況

OCNモバイルONE、mineo、IIJなどで取り扱いが開始されています。
格安SIM各社では3GB+64GBモデルの取り扱いとなります。

価格は量販各社が19,800円(税込)、OCNモバイルONEが14,520円(税込)、mineoが18,480円(税込)、IIJmioが16,500円(税込)。

回線とセットで購入予定のユーザーにとっては、量販店で購入するよりも格安SIM各社での購入がお得で、その中でもOCNモバイルONEが一番お得に購入できそうです。

▼OCNモバイルONE
OCN モバイル ONE|ドコモのエコノミーMVNO

▼mineo
mineo

▼IIJmio
IIJmio

Amazon、直販サイトでは4GB+128GBモデルも存在

Amazonでは4GB+128GBモデルが販売されています。価格は23,800円(税込)と64GBモデルの19,800円とそこまで大差はありません。
長く使う目的のユーザーは、こちらの128GBモデルを選択したほうが良いと思います。

パープルは128GBモデル専用のカラーとなっています。

Amazonでのレビュー紹介

2023年4月3日現在、Amazonでのレビュー件数は14件、平均値は★3.8となっています。

Amazonホームページより

micro USBである点を嘆くユーザーがいる一方、端末性能をある程度理解したうえで高評価を投稿しているユーザーもいます。
なるほど、ご高齢の方などは画面の大きいスマホに良い印象を持つかもしれませんね。

5つ星のうち5.0 最強なコスパの一台!
2023年4月1日に日本でレビュー済み
色: ミントグリーンAmazonで購入
夜に届いてからすぐに起動して使ってみました。
まずバッテリーの長持ちに驚き!一通りセットアップして充電せずに開けっぱなしにしても、翌日の朝には何と2%も下がっていない。また、選択してアプリも瞬時に立ち上がるからせっかちにはとても親切。
指紋認証が背面にあるのでパスコードに二重セキュリティがあって安心、マスクしててもとりあえず解除はしやすい。
最後に画面が大きくて解像度がいい、バッテリーも長持ちする割に本体が軽くてとても持ち運びしやすい。すらっとポケットにも入れられて特に持ち運びにはこれからも困りそうにないです。
複数台持ちにはとっておきのお勧めです!

5つ星のうち2.0 MicroUSBはナイわー
2023年3月16日に日本でレビュー済み
色: グラファイトグレー
他はローエンドコスパモデルとしては十分だけど、このご時世にType-Cでないとかナイわー

5つ星のうち5.0 家族のプレゼント
2023年3月24日に日本でレビュー済み
色: グラファイトグレーAmazonで購入
おばあちゃんのプレゼントで購入しました。古いスマホの買い替えです。
シンプルで大画面と長持ちバッテリーで満足しました。
普段はLINE、電話、ウェブ以外使わないので機能面は十分だと思います。サクサク動けます。
本体も丈夫そうな感じです。
今さらでtypeBはあれ?と思ったが、元々前持ってたスマホもBだし、充電器同梱されているので、別に違和感がなかったです。
とにかく古いスマホの買い替えやスマホ初心者向けのモデルだと思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

Redmi 12Cの対応キャリア

Redmi 12CはNTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンク、楽天モバイルの各キャリアとY!mobile、UQmobile、ahamo、LINEMO、povoその他NTTドコモ、au、ソフトバンクのMVNO(格安SIM)にも対応しています。

ちょっと特殊な楽天モバイルでの動作保証もしているため、どのキャリアを使っているユーザーも安心して機種変更できます。

メディア各社での掲載記事

ケータイWatch(インプレス)、価格.com、AllAbout、日経XTECHなどメディア各社でレビュー記事が紹介されています。
AnTuTuベンチマークは約21万のようです。Redmi 12Cをより詳しく知りたいユーザーはぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

ケータイWatch
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/review/1489451.html

価格.com
https://kakakumag.com/pc-smartphone/?id=19397

AllAbout
https://allabout.co.jp/gm/gc/496983/

日経XTECH
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00093/00140/

まとめ

格安スマホの中でもエントリーモデルのRedmi 12Cですが、とにかく安く新品のスマホを入手したい、デュアルSIMで使いたい、サブスマホが欲しいといったニーズにはあったスマホだと思います。

Redmi 12Cの魅力は何といっても5000mAh大容量バッテリーと6.71インチディスプレイではないでしょうか。
大容量バッテリーなので動画コンテンツなどを長時間楽しむこともできるため、サブスマホとしてもお勧めです。
ひと昔前みたいにROMが32GBではなく、64GBや128GBが選択できるようになったのも時代の流れを感じます。

充電インターフェースがmicro USBという点が最大の懸念点だと感じておりましたが、ワイヤレスイヤフォンなどもいまだにmicro USBを採用するものもあり、考えてみればそこまでこだわる必要はないかもしれません。
そういえば、3年くらい前まではZenFone Max M2やGalaxy A7など普通にmicro USBを搭載していた機種はあったな~と振り返るところです。

メモリ面では3GB+64GBモデル、4GB+128GBモデルが存在し、4GB+128GBモデルが欲しいユーザーはAmazonや直販サイト経由での購入となる点は注意が必要です。
※パープルは4GB+128GBモデル専用カラーになっています。

▼Amazonでの購入はこちら

▼Redmi 12Cで利用できるSIMカードはこちら
LINEMO


アハモ


楽天モバイル


UQmobile


OCNモバイルONE


ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。