あなたは中古派、それともSIMフリー端末派?10月からのSIMロック原則禁止で思うこと

みなさんこんにちは。

最近、スマホで思うことは、日本はとても良い中古スマホが手に入り易い市場だと思うことです。

理由は次の点です。

1. ユーザーが割と丁寧に扱うため、良い状態の中古スマホが多い。

*僕個人の感想としては、状態Cでもまだまだ使える印象。

2. 日本のキャリアは比較的スペックが高い製品が多く、ソフトウェアの更新も3年以上続くものも多いため、数年経過した状態でも、現役で使える製品が多い。

*セキュリティの観点から、こうしたセキュリティパッチの適用などはありがたい。

3. 中古スマホを販売する事業者やオークションサイトがしっかりしており、オンラインでの購入が利用しやすい。

*ゲオモバイル、ソフマップ、じゃんぱら、イオシス、スマホ生活などなど、多彩なプロバイダから購入することができる。

*オークション比較サイトのようなイメージで多数の出品者から比較して購入できる、ムスビーなどもあり、選択肢の幅が広いと感じる。

▼ムスビーはいろいろな事業者から販売価格を比較して購入できる

https://www.musbi.net/

 

2021年10月からのSIMロック原則禁止

2021年10月からのSIMロック原則禁止により、さらに市場が活性化することと考えます。

新品必要?なんて思ったりします。

多くのユーザーにとっては現在のスマホスペックは結構オーバースペックで価格も高くなっています。

SIMロック原則禁止により、どのユーザーでも簡単に中古下取りに出せるようになり、市場への供給量が徐々に増え始めるかと想像します。

新品じゃなくても状態AやBから、自分にあったスマホを探すことも可能になるかもしれません。

また、価格自体が下がってくるのも期待できる効果ではないでしょうか?

SIMフリー端末の存在意義について改めて考える

SIMフリーのオープンマーケット市場では、キャリアの縛りがなく、購入も本人がクレジットカードの一括支払い、分割払い、リボ払いなど、自由に選べます。

最近は一般的に、複数のキャリアに対応した製品も多く、ユーザーが、いろんなメーカー、デザインの機種から自由に選べる、そんな良さがあります。

ところが、キャリア製品が基本的にSIMロックされていない、SIMフリーな状態となったらどうでしょうか?

キャリアの製品は、日本の通信や生活スタイルにあった機能(おサイフケータイや防水)を搭載した製品が多く、またSIMフリー版を購入するより安価に中古市場で購入できるなど方法は多数あります。こうした事情により、今後オープンマーケットからSIMフリー端末を購入するメリットは限定的になると思います。例えばデュアルSIMやeSIM対応製品、ゲーミングスマホが欲しいなどという需要です。

このようなことから、こだわりがある場合を除いては、中古ショップ、中古販売のオンラインサイト、キャリアショップ、キャリアのオンラインショップなどでの購入が敷居が低い気がしています。

理由はどの製品を買えばいいのか、悩む必要がないからです。

例えば、ドコモやドコモ系の格安SIMを利用したい場合はドコモの端末を選び、au、au系の格安SIMを利用する場合はauの端末を選ぶ、ソフトバンク、ソフトバンク系の格安SIMを利用する場合はソフトバンクの端末を選ぶなど、比較的わかりやすいです。

iPhoneに至っては、楽天モバイルを含む全4キャリア対応となるので、iPhoneが好みの場合は何も考えずにモデルと価格だけ気にして選べばいいだけです。

また、GalxyやAQUOS、Xperiaなどおなじみの機種もあり、欲しい商品もすぐ見つかるといった感じではないでしょうか。

ここで湧き上がる疑問は、SIMフリー端末の存在意義って何?ということです。

新品でいち早く商品が欲しい、キャリアのアプリが嫌だなどという要望がなければ、不要となってしまいます。

そうなると、SIMフリーのオープンマーケットはXiaomiやOPPO、シャープ、ソニーなどのおなじみのメーカーのみになって、新たなメーカーが参入してくることもなくなってしまう。

また、XiaomiやOPPOなどのメーカーは、キャリアビジネスにますます力を入れて、オープンマーケット向けは、強化されなくなってしまう、そんなことを危惧しています。

いずれにしてもユーザーメリットは大きい

上述のような日本のオープンマーケットの衰退を考える一方、思うことは、いずれにしてもユーザーメリットは大きいということです。

まずキャリア版、SIMフリー版を見たときに、キャリア版のほうがSIMフリー版よりも価格が安価な点です。

市場にキャリア版の端末が多く出回るようになると、ますますキャリア版の価格は下がり、購入しやすくなります。

これは大きなメリットですね。おサイフケータイ、防水機能付きの端末が1万円台で買える・・・

こんな恩恵もありそうなので、今より多くのユーザーがキャリアから端末を購入するのではなく、中古市場で購入できるようになることを期待したいと思います。

新品である必要があるのか?正直なところ、僕はよく思うようになりました。

中古販売業者では、動作確認してもらっているので、初期不良に当たってしまう確率が低いです。

下手な中華スマホ(僕も大好きなBlackview、OUKITEL、UMIDIGIなど)を買うよりも時間的コスパも高いかもしれません。

これからのスマホ中古市場の発展に期待しています。

中古端末+ahamo、中古端末+povo、中古端末+楽天モバイルなどなど、ユーザーがますます自分の家計に合わせたプランの選択ができるようになることも、これからの時代で期待される効果だと思っています。

当サイトでは、中古端末との組み合わせでSIMの設定ができないなど、サポートしております。困ったことや質問があればお気軽にコメント欄からお問い合わせください。

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ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。