楽天回線パートナーエリアでも無制限で使える「Rakuten Casa」(室内基地局)

私の住んでいる岐阜県はRakuten UN-LIMITのエリア外で、パートナーエリア(au回線エリア)です。

Rakuten UN-LIMITには、パートナーエリアで利用すると毎月5GBの上限があります。

そんな上限を気にせずにパートナーエリアでも使える、家庭用アンテナ「Rakuten Casa」があります。

Rakuten Casaの特徴

外観はこちらのようなポータブルWi-Fiや、無線LANのハブみたいな印象です。

キャッチコピーは、日本全国の屋内を楽天回線エリアにというコピーがついてます。

(1)電波の悪いところでの受信の改善

(2)パートナーエリアでも上限5GBが撤廃され、楽天回線エリアと同様の扱いで利用できる

というこの2点のメリットがあります。

さらに加えると、(3)ホームルーターとしても使えるとのことです。

3番目は半分おまけかなと思います。ただ、家に無線LAN環境がない方には、大きなメリットとなりそうです。

パソコンやタブレット、ゲーム機など、その他の機器もインターネットに接続できるようになりますからね。

機器の価格、月額料金は?

機器の料金はなんと・・・0円です。

ただし、事務手数料3,000円がかかります。

月額費用は発生しませんが、次でご紹介するように、光回線の契約が必須となるので、その費用は毎月発生します。

ただの家庭用基地局ではなく、楽天ひかり契約が必須

申し込み時のオプションには、「楽天ひかりを契約していますか」との確認項目があり、オプションの選択肢は「契約済みです」しかありません。

ということで、この機器は「楽天ひかり」の加入者を増やすための施策の一つのようです。

よく見ると、申し込み条件は次の通りです。

・お申し込み条件

「楽天モバイル(楽天回線)」および「楽天ひかり」をご契約のお客様

期待していたのですが、楽天ひかりは結構大きい条件ですね。

楽天ひかりお得なのか

マンションプランと戸建てプランと料金が異なります。

ただし、キャンペーンの適用は同様に、1年間 2,000円 OFFを受けることができます。

・料金(1年目)

マンション:月額 1,800円(税別)

戸建:月額 2,800円(税別)

・料金(2年目以降)

マンション:月額 3,800円(税別)

戸建:月額 4,800円(税別)

1年目は確かにお得な印象を受けますが、結局戸建で見ると、2年目以降は他のプロバイダーと変わらないと思います。

初期費用・工事費

乗り換えの初期費用が若干高いですが、最大で1,800円(税別)かかります。

その他の工事費は、人員派遣や宅内配線が必要なケースで最大で19,800円(税込)かかりますが、不要な場合は2,200円(税込)となります。

本体サイズは結構大きいらしい

要するに光のONUなので、お弁当箱程度のサイズはありそうですね。

購入された方のコメントをみていましたら、結構大きいとのコメントがありました。

利用規約は?

こちらに利用規約がありました。

https://network.mobile.rakuten.co.jp/terms/pdf/rakuten_casa.pdf

契約終了後、機器を返却しない場合は、2万円(非課税)の違約金が発生しますので、注意しましょう。

Rakuten Casa用のアプリも存在するんですね。(笑)

時代も進んだものです。

まとめ

今回は「Rakuten Casa」について調べてみました。

単なる家庭用室内アンテナと思っていたのですが、楽天ひかりの契約が必須なようで、少々残念です。

楽天モバイル契約者かつ、光回線の乗り換えを検討中の方であれば、検討の対象となるのではないでしょうか。

▼楽天の製品ページはこちら

https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/rakuten-casa/?l-id=top_area_rakuten_casa

▼楽天モバイルの詳細はこちら

今回もご覧いただきましてありがとうございました。

ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。