Huawei Mate 40シリーズが最新カメラシステムを採用し登場

米国による禁輸措置にもかかわらず、ファーウェイはあらゆる困難に立ち向かい、同社の技術の結晶である次世代フラッグシップモデル「Mate 40」シリーズを発表しました。

現在のP40シリーズと同様に、Mate 40シリーズは通常版Huawei Mate 40、Mate 40 Pro、ウルトラハイエンドのMate 40 Pro+の3つのモデルで構成されています。

Image: Huawei

Huawei Mate 40 Pro / Mate 40 Pro+

Huawei Mate 40 ProとMate 40 Pro+はおそらく今年の最もエキサイティングなモデルとなりそうです。

Image: Huawei

両端末ともに、リアカメラのシステムを除いては、ほとんど同じデザインとスペックです。

【フロントの特徴】
・6.76インチOLEDディスプレイ(1,344 x 2,772 ピクセル)
・90Hzリフレッシュレート、240Hzタッチサンプリングレート
・カプセル状の形状をした切り欠きに、1300万画素メインカメラ、3D ToFセンサー
・88度のカーブディスプレイ

カーブディスプレイによる偶発的な誤タッチを防ぎ、ユーザーに正確で妥協しない体験を提供するために、そのような現象を制御するソフトウェアが採用されています。

Image: Huawei

【リアの特徴】
・Space Ringデザインのカメラを採用
・Mate 40 Pro+では、5つのカメラを搭載
5,000万画素(f/1.9, Super sensing wideセンサー, OIS)+2,000万画素(f/2.4, 歪みを抑える超広角シネマレンズ)
800万画素(f/4.4, ペリスコープ望遠 10x 光学ズーム)+1,200万画素(f/2.4, 望遠 3x 光学ズーム)
- ペリスコープと望遠の組み合わせで最大17x ズームが可能
・Mate 40 Proは、3つのカメラを搭載
800万画素(f/4.4, ペリスコープ望遠 10x 光学ズーム)が3D ToFカメラに変更

Mate 40 Pro+ / Mate 40共通で、XD FusionHDRモード搭載しています。
(カスタム多重露光イメージングにより、各フレームを忠実に最適化されたディテール、色、コントラスト、明るさでレンダリングする機能)

Image: Huawei

【内部の特徴】
・5nm製造プロセスを採用したKirin 9000を搭載
・153億のトランジスタを集積し、最大周波数は3.13GHzでSnapdragon 865+を凌ぐスピード
・Kirin 9000は世界で最初の24-core Mali-G78 GPUを搭載

【オーディオの特徴】
・デュアルステレオスピーカーによる重低音
・上部に線形状に配置されたモーターにより、振動が融合した3Dオーディオ

Image: Huawei

【電源の特徴】
・4,400mAhのバッテリー(Mate 40 Pro / Mate 40 Pro+ともに)
・66WのHuawei Super チャージに対応
・55Wのワイヤレスチャージに対応

バッテリー容量、急速充電ともに問題は無さそうですね。

価格は、Mate 40 Proは8GB+256GBモデルで1,199ユーロ(1,920シンガポールドル)、Mate 40 Pro+は12GB+256GBモデルのみで1,399ユーロ(2,245シンガポールドル)とのことです。

Mate 40

Image: Huawei

3つのモデルの中で一番価格が抑えられたモデルです。

【Mate 40の特徴】
・ 解像度 1,080 x 2,376ピクセル
・90Hzリフレッシュレート、240Hzタッチサンプリングレート
・3カメラ構成
5,000万画素(f/1.9, Super sensing wideセンサー, OIS)+1,600万画素(f/2.4, 超広角レンズ)+800万画素(望遠 3x 光学ズーム)
・Kirin 9000E搭載
・4,000mAhのバッテリー、40W急速充電に対応

Mate 40シリーズはヨーロッパ市場、シンガポール市場で発売予定です。

日本市場での登場はあるのでしょうか・・・?気になるところです。

Source: Huawei Mate 40 series goes official with groundbreaking camera system

▼楽天モバイルなら5Gも使えて1年無料。SIMのみの申込も可能!オンラインでのお申込で3,000ポイント還元


5G対応エリアはこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。