日本の5G周波数について

皆さんこんにちは。

TAKAです。
今今回は2020年にスタートする予定の5Gについて、周波数帯をメインに紹介していきます。
日本で5Gのサービスはまだ始まっておりませんが、来年から各社サービスを開始するようです。

各キャリアのサービス開始時期

NTTドコモ:2020年春
KDDI:2020年3月
ソフトバンク:2020年3月
楽天モバイル:2020年6月

楽天はキャリアとして2019年12月現在、まだサービスを開始していませんが、6月から5Gもスタートさせるんですね。

割り当てられた周波数

1) 3.7GHz帯(バンド:n77/n78)
NTTドコモ:3600MHz - 3700MHz(n77/n78)
KDDI:3700 - 3800MHz(n77/n78), 4000MHz - 4100MHz(n77)
楽天モバイル:3800MHz - 3900MHz(n77)
ソフトバンク:3900MHz - 4000MHz(n77)

2) 4.5GHz帯(バンド:n79)
NTTドコモ:4500MHz - 4600MHz(n79)

3) 28GHz帯(バンド:n257)
楽天モバイル:27.0GHz - 27.4GHz(n257)
NTTドコモ:27.4GHz - 27.8GHz(n257)
KDDI:27.8GHz - 28.2GHz(n257)
ソフトバンク:29.3GHz - 29.5GHz (n257)

5gの周波数はレンジ1とレンジ2で分かれていているようです。
レンジとは、範囲ののことですね。

レンジ1:n1~n90
レンジ2:n257~n261

そもそも「n」ってなんだって感じですが5G NR標準で決められた規定の周波数帯のことで、これらの周波数帯には「n」と付くようです。

参照:https://en.wikipedia.org/wiki/5G_NR_frequency_bands

上記周波数からみると日本では、レンジ1:n77/n78/n79、レンジ2:n257を使うようです。

因みに、n77とn78は共通する周波数帯があります。
n77:3300 - 4200MHz
n78:3300 - 3800MHz

割り当てが多いのはNTTドコモ、KDDIで3つの周波数帯、ソフトバンクと楽天モバイルには2つの周波数帯が充てられるようです。

今回は日本の5G周波数帯について紹介しました。


SIMオタクとしては、SIMフリーのオープンマーケットにどれくらいの端末が発売されるか見どころだとは思っているのですが、中国のXiaomiやOppoなどが先陣を切って販売をスタートするのではと考えています。

ご覧いただきましてありがとうございました。
次回もよろしくお願いします!

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ABOUTこの記事をかいた人

2000年以前から携帯電話好きで、2008年からはスマートフォンに興味を持ち、多数の機種を触ってきたスマホオタクです。 SIMカードにも知識があり、SIMカードのカスタマーサポートも経験。現在はフリーランスでSIMカードやIoTデバイスの検証、カスタマーサポートをやっています。